ドコモの「ケータイ補償 お届けサービス」を利用してみて。本体は新品?
■スマートフォンのディスプレイにヒビが入った私のドコモ Galaxy S3(SC-06D)を落としたら、ディスプレイのガラスにヒビが入った。保護フィルムを貼り付け、保護ケースに入れており、今までに何度も落としまくって1年あまり、今回はダメだった。■直すのは、修理、「ケータイ補償 お届けサービス」、どちらがよい?使用には問題がなかったが、修理するか、月額399円の「ケータイ補償 お届けサービス」に入っていたのでリフレッシュ品に交換するか、ドコモショップで確認することにした。ちなみに、2013年夏モデル以前の機種は「ケータイ補償 お届けサービス」で月額294円か399円、2013年冬モデル以降は「ケータイ補償サービス」で月額399円となる。サービス内容は、後者がデータ復旧代金の割引もあってより広範囲なサービスとなっている。ドコモショップで聞く。・修理費用5000円程度。本体を預ける必要がある。修理期間はSIMを差し替えて代用品を使う。修理完了時、ドコモショップに取りに行く必要がある。・ケータイ補償 お届けサービスによる「交換電話機のお届け」費用は5250円。現在の機種はそのまま使える。連絡した日を含め届いたら10日以内に返送。ドコモショップに行く必要がない。本体はリフレッシュ品。バッテリーや背面カバーは新品。どう考えても毎月料金を支払っていた「ケータイ補償 お届けサービス」を使った方がよいのだ。自分からドコモに連絡することもできるが、ドコモショップでドコモの連絡先につないで申し込んだ。■「ケータイ保証 お届けサービス」でスマートフォンが届いた申し込んで2日後、ドコモから「ケータイ補償 お届けサービス」によりスマートフォンが届いた。送られてきたスマートフォンは、リフレッシュ品ではなく新品としか見えない本体、新品の背面カバー、そして新品のバッテリーである。本体の製造日時を確認すると「2013/04」。昨年夏に販売されたGalaxy S3は、その日時には後継のGalaxy S3αに交代しており、このときでも製造されていたと見える。実はコメントであったが回収品を修理して外装を新品にし、製造年月日のシールも貼り替えているそうだ。逆に一般製品ではそこまで製造年月日を偽る製品はなく、ある意味でいかがわしいとも思った。ドコモでは当たり前としても・・・他には、返送する黄色の封筒、各種説明した書類なども入っていた。■届いたスマートフォンを使ってみて先に述べたように、届いたスマートフォンは新品としか思えないほどだし、カバーも新品、バッテリーも新品で気分もリフレッシュ。今までのスマートフォンを返送するまでには時間があったので、じっくりと電話帳やデータなどを新しいものに移行することができるので「ケータイ補償 お届けサービス」を利用してよかった。今までのGalaxy S3と送られてきたものを並べて見ると、ディスプレイの表示で色合いと明るさが違う。左の送られてきたものは白っぽく(写真では赤っぽいが)て明るいが、右の今までのものは青っぽく暗い。これは経年変化によるものも考えられるし、パネル自体が変更になったものかもしれない。これにより、外で直射日光の下でも非常に見やすくなった。■「ケータイ補償 お届けサービス」の注意点・私のように「ケータイ補償 お届けサービス」や「ケータイ補償サービス」を利用、本体交換のために「交換電話機のお届け」を利用する場合、1回目(起算日)は5250円だが、1回目から1年以内に2回目を利用する場合は8400円となる。3回目を申し込むときは、2回目の利用から1年以内は申し込むことができない。そして、勘違いしやすいのが、補償対象電話機を変更した場合は「交換電話のお届け」を利用した回数などがリセットされる思ってしまうこと。旧機種で利用した起算日や補償回数はリセットされないので注意。そして、旧機種を使っていたときに「ケータイ補償サービス」などを契約をやめて、新機種に乗り換えて再度契約しても、旧機種の起算日や補償回数はそのまま受け継がれるのである。■SIMフリー化したものは、「交換電話機のお届け」で送られてくるもSIMフリーなのか?今回の件について、ドコモの店員とのやりとりで、今回のGalaxy S3で「ケータイ補償 お届けサービス」を利用したらの点で一番時間がかかったのがこの部分である。実はここが本題としたい部分だった。私のGalaxy S3は、ドコモショップでSIMフリー化しておいた。海外で現地の格安SIMを利用するためである。以前にGalaxy S2を修理に出したとき、戻ってきたときは基板交換となりSIMフリーではなくなっていた。そのとき、ドコモショップの店員に聞くと、その場で無料でSIMフリー化してもらえた。というより以前にドコモショップでSIMフリー化しておいたので現状復帰なので当たり前なのだが。ところが、「交換電話機のお届け」を利用して本体交換したものは、SIMフリー化してもらえるのかドコモショップの店員に聞くと、ドコモのサービスに電話して確認していた。その結果、「交換用電話はSIMフリー化されて送られてきます」とのこと。それでも、ちょっと心配なので「ドコモショップの店頭でSIMフリーになっているか確認する方法はないのか」と聞くと、再び店員はドコモのサービスに連絡、そして「店頭でSIMフリーか確認する方法はない」とのこと。SIMフリー化して送られてくるということなのだが、本当にSIMフリーなのか心配である。そのまま海外に持っていって使えなかったらショックである。自分で確認する方法は実はある。それは、ソフトバンクのSIMが使えるかである。ただし、我が家にはソフトバンクの携帯はないので、同僚のSIMを借りて確認することにした。時間がなくて十分に確認はできなかったが、アンテナが立っていたのでどうやらSIMフリーになっている様子だった。