カテゴリ:過去日記
大学時代の同級生に青森出身の男性がいた
線の細いタイプのいい男だった 憂いを含んだ瞳。。 街で出会ったなら、危険なタイプの男性だ でも、青森の人。。。 私の中では全くの安パイだった 雪深いところから出てきたばかりで女遊びをするような男では ないと勝手に決め付けていた 全くの偏見だ。。根拠なし。。。 ああ、青森の人。。。 彼と二人で夜の渋谷の街をうろつく 食事のあとお茶でもしようといいながら・・・ なんだか今日はやけに歩きまわるじゃないか。。。 するとだんだんホテル街に入って行った やっぱり、青森の人。。。 彼は道を間違えてしまったのだと思った ええ、純粋に。。全く純粋に。。 だって青森の人が私をホテル街に連れて行くはずがないもの・・・ 彼は中でも少し控えめな感じのホテルの前で立ち止まる 私は無邪気にこう言った。。「ここ、喫茶店じゃないよ」 彼はおどけた様子で私を連れてその場を去った いや、そうするしかなかった だって、私があまりにも無邪気だったから(後日の彼の弁)。。 ごめんよ、青森の人。。。やっぱりあなたはピュアだった。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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