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人生は10段変速の自転車みたいなもの

2016/08/18
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カテゴリ:読書
伊坂幸太郎の短編集で、表題作の「フィッシュストーリー」のほか「動物園のエンジン」「サクリファイス」「ポテチ」の全4作が入っています。
短編だけに、いつも以上に軽快なテンポで話が進行し、いつも通り最後に見事に収束する結末が待っています。伊坂ファンなら、何人かのお馴染の登場人物と出会うでしょう。もちろん、登場人物を予め知っていても、いなくても同じようにストーリーを楽しめます^^)


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個人的には、表題作の「フィッシュストーリー」と「ポテチ」が面白かったですね。
ここからは、いつもながらのネタバレです!!
これから読もうと思う方はここまでで。。。

4作の中では「フィッシュストーリー」の展開が凝っていて、途中まで全く見当もつきません。何しろ時代も登場人物も異なるストーリーが最後になって繋がる、伊坂幸太郎独壇場の展開ですから。
解散した売れないロックバンドの最後のCDが発端となり、世界を救うという話。このCDには曲の途中に1分間の無音部分があり、この無音部分が鍵となり話が進みます。久しぶりに、忘れかけていた正義感が呼び起こされた清々しい作品です。出来過ぎといえば出来すぎなお話ですが好きですね。この話。

「ポテチ」は普通にいい作品です。優しい空き巣の主人公は成人してから、自分は病院で取り違えられた子供であることを突き止める。「母ちゃん、本当だったら、もっと優秀な息子を持てたのかもしれないのに」と気遣うところが泣けますね。最後にプロ野球の観戦に行って、決定機で代打で登場した選手がホームランを打つ。彼こそが取り違えの...
読者の多くがピンときたように、「重力ピエロ」の主題と重なるものを感じました。親子の絆は血の繋がりだけでは語れないことを。


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Last updated  2016/08/18 02:12:48 PM
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