秋の京懐石
父の七回忌を無事に終えて、父の馴染であった実家近くの京懐石のお店へ家族で向かいました。季節の懐石を頂きましたので、少し紹介します。九月になって早速、秋を感じるメニューです。萩の花をあしらった敷紙の上に、茸のお通しが。賑やかに盛り付けられた、前菜の盛り合わせ。小さな小鉢の中はイカとウニの和え物。左側のサザエの形をした器にはホタテとエビが味噌風味のグラタン風に。右側はマコモダケを焼いて麹味噌が添えられていました。そして。土瓶蒸し!松茸の香りが漂います!!松茸と鱧が入っていました。この時期ならではの贅沢な組み合わせです。お造りの、もどり鰹と鰯は程よい脂ののりで、とろけるような味わいが口いっぱいに広がります。鮑とシソの葉の色合いが綺麗です。もちろん鮑の味と歯ごたえは最高!米茄子の味噌焼きです。白と赤の二種類の味噌の味が最高です。穴子とマイタケの天婦羅。カラッと揚げたてが美味しい。最後のご飯は鯛めしです。美味しそうに焼いた鯛とメカブが土鍋のご飯の上に。鯛をほぐして盛り付けて、梅肉を添えて頂きました。鯛の風味とご飯のおこげも相まって素晴らしい!デザートは栗と巨峰のゼリー。秋の味覚が凝縮されたゼリーでした。父の時代からお世話になっているお店です。季節ごとの素材を生かした料理が素晴らしく、敷紙や器や箸置きまで季節感を楽しめます。ごちそうさまでした^^) 上のボタンをクリックしていただけると嬉しい