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カテゴリ:日常
東日本大震災からもうすぐ一年が経つ。
長かったような,あっという間だったような。 立場によって印象が変わるものかも知れない。 そんなタイミングで,ビア子に勧められ一冊の本を読んだ。 『遺体』 ―震災、津波の果てに― 石井光太/著 震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市を舞台に, 遺体安置所をめぐって様々な人達が遺体に向き合う。 非常事態の中,どんな心境で,いかにして遺体を弔うか。 インタビューをもとにつづったルポタージュ。 小説とは異なり事実のみが語られているので, 読み終わった満足感や充実感の類とはちょっと違う。 まずマスコミでは伝えてくれないその内容に,震災の真実の一端を見た気がする。 もちろん題名からわかるように,遺体の描写には遠慮がない。 そのまま,を表現してある。 ぜひ読んでみては?と軽く言えない・・・ でも,読んでよかったと思える一冊。 東北人ならなおいっそうそのように感じられるかも知れない。 =============================== 【金曜】 10mを超える強風に怖気づき,走らず 【土曜】 雪だ~ また走れない~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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