地震保険
我が家では地震保険に入っていた。正確には火災保険に追加する地震特約という形。(火災保険に入ってないと地震保険はつけられない)マンション購入直後あたりの日記で,地震保険について触れた気がする。耐震基準がしっかりしている今どきの新築マンションにおいては全損,半損など考え辛く,正直入ろうか迷っていたが,まさかのためにお願いしていたのだ。その保険屋から連絡があり,先日我が家に調査員がやってきた。マンションには玄関ドアや外壁,ベランダなどの共用部分と,部屋の内側である専有部分に分かれ,この保険の対象は当然専有部分になる。我が家の私見では,落下による床の傷が2か所,揺れによる壁(壁紙)の亀裂(というかズレ)が大小合わせて7~8か所であった。先日のカス復旧同様,千葉からの応援だという保険員。部屋の隅から隅まで懐中電灯で照らしながら丹念に確認し,素人ではわからないレベルの極めて小さなひびやつなぎめのすき間を見つけてはチェックして写真を撮っていく。地震等(もちろん津波も)で被害を受けその損害額が,建物の時価の50%以上 → 全損20~50% → 半損となるが,一部損という枠があり,これが3~20%となった場合である。で,電卓を弾いて出た我が家の判定は4%であった。つまり「一部損」扱いとなり,思いがけず保険金が下りることに!もちろんありがたいんだけど,謎は解決したい。で,やっぱり聞いてみる私。「4%って数字はどうやって導いたんですか?」回答は以下の通り。床の傷は2か所で一か所あたり2平米を修繕する計算。平米単価10,000円×4平米=40,000円壁髪のひびは31か所で一か所あたり2平米の修繕計算。平米単価4,500円×62平米=279,000円被害額合計 319,000円築2年となる我が家の専有部分(ここ重要)評価額※との割合で4%と算出されたらしい。(※評価額はマンション購入金額の数分の一に。外壁や柱などの共用部分が高いんだとか)私が計算しても4%となった。かなり納得。すっきり~~~保険金支払の額は法律で決められていて,一律の金額。被害額合計とはいかないが,充分な補償と言え,満足している。(もちろん実際に修繕するかどうかは別です。)正直言って,保険屋さんに偏見があった私。いかにしてお金を支払わないような言い訳を並べたてるイメージが強かったのだ。でも今回は極めて軽微なキズも被害と判定し,規定の3%をクリアし保険金を支払ってあげようと頑張ってくれた。実際に判定が2.9%だったりすると,「一緒にひび(キズ)を探しましょう」と再考したりするようだ。感謝と共に見直しました,保険屋さん。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~実際の金額を出し,やや下世話な内容だったことをお許し下さい。私のようにご存知なかった方の一助となれば,と。========================もうちょっとで風邪治りそう。念のため,ランは控えています・・・