ジュニア・クック、ブルー・ミッチェル とくれば
ホレス・シルヴァー・クインテット の
フロント・ラインを努めて大活躍していた2人だ。
本アルバムは2人がホレス・バンドに在籍中に
ホレス・シルヴァー以外のメンバーを総動員して
ジャズランドに吹き込んだ2管ハードバップの
典型的な作品。ピアノは曲によってロニー・マシューズと
ドロ・コーカーが付き合っている。
強烈な印象を残す曲がない事もあるが、大将がいないだけでラテン・タッチが
影を潜め、どこにでもあるハードバップとなっているのがおかしい。
おいらはハードバップを聞くと、アート・ブレイキーでも
ホレス・シルヴァーでもクリフォード・ブラウンでも
もちろんマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンでもなく
こうしたアルバムを思い浮かべる時が多い。
ハードバップは現代にも十分通用するスタイルだとは思うが、
貧相であれ、福相であれ、ミュージシャンの顔がくっきりと浮かんでくるのは
この時代のものだけだ。
ジュニア・クック もブルー・ミッチェル も一聴しただけでは、その名を当てる
自信はないけれど、こういう演奏を聴いているだけで幸せになってくる。
ジュニアズ・クッキン/ジュニア・クック=ブルー・ミッチェル 視聴有
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ジュニアズ・クッキン/ジュニア・クック=ブルー・ミッチェル 視聴有
ジャズアルバム紹介 BEST VALUE 1500::ジュニアズ・クッキン/ジュニア・クック=ブルー・ミッチェル 視聴有
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