2009/05/28(木)14:55
ジャズアルバム紹介 ホレス・パーラン/スピーキン・マイ・ピース
ホレス・パーランならではの独特のグルーヴ感が
同郷のタレンタイン・コンビとナイスマッチペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれのホレス・パーラン が
ブルーノートに吹き込んだ3作目は同郷のタレンタイン・ブラザーズを
迎えたファンキーな作品になった
2管フロントはハードバップのお家芸みたいなもので、ピアノトリオの
「ムーヴィン・アンド・グリーヴィン 」や名作「アス・スリー」よりも
ブルーノートらしいアルバムになっている
ホレス・パーラン はスタンリー・タレンタインのブルーノート・
デヴュー作「ルック・アウト 」にも参加しているし、いわばニューヨーク進出以前から共演している旧知の仲
このメンバーがそろってよくないものができるわけはない
ホレス・パーラン は小児麻痺で右手が不自由と言う
ハンディキャップを負っているにもかかわらず、むしろだからこそ、そこを出発点に
彼ならではの奏法を編み出し、パーラン 節と呼ぶしかないグルーヴ感 を導き出している。
それでいて、サウンドがアーシーなだけに終わらないのは、チャーリー・ミンガスの
ワークショップに籍を置いたと言う経歴を物語るものだ
ミンガス譲りのタッカーの弦を引き倒すベース・ワークも
ジャズが最もかっこよかった時代の賜と言えるだろう
スピ-キン・マイ・ピ-ス レビューを読む(PC専用)
スピーキン・マイ・ピースへ転載。
ランキング参加中です
上2つが1クリックで投票完了。下3つは“Enter”“投票”
などのボタン(リンク)をクリックで投票完了
いつも、投票ありがとうございますなんちゃってジャズマンのジャズ日記TOPに行く
相互リンク募集中ですジャズマンは園芸家TOPに行くおすすめ動画 → くだものの駅(知り合いがユーチューブに出演)
参考アルバム など