703枚目!(城之内ミサ)
城之内ミサ “華 Asian Blossams” 城之内ミサ “華 Asian Blossams”2000年 Chapter One/日本コロムビア 日本盤 ジャケット:この花はボタンかな、こうぞ、三又から作られた和紙の上にたくさんの華(花)が描かれています。真ん中に大きく「華」。んー、Asianだなー。Featuring Lu-Hua(麗花)とあります。 なんと、ジャケットに“お香”のにほいがしたんです。で、良く見たらCDケースにお香が2色×2本入っていました。こういうの初めてです。やっと購入できました。実は購入したくてもなかなか日本盤って高いんです。このCDも元は2800円(税込み)なんです。で、なかなか手が出せずに、中古屋さんでも1580円で迷っていて、今に至り、ようやく980円になったところで購入できました。 ジャンルはAsian Popでいいのかな。癒してくれます。癒し系Asian Musicです。城之内ミサさん本当に大好きなArtistsの一人です。いろんなジャンルにTryされて、かつてはご自身でもVocalのCDを出していますがここのところは主としてVocalを担当されず、Pianoや指揮者、Producerとしてご活躍されています。600枚目!で“ 華 II road to OASIS ”2001年作品を紹介していますがこの1年前の作品です。 全11曲。基本的にAsian Tasteたっぷりの作品がずらり。 1曲目“Asian Wind(大陸の風)”、Synthesizerの音色から中国古琴、二胡、Stringsが導入されて爽やかなそよ風、といったイメージを感じてしまいます。 1曲目から、なごむなー、ゆったりしてつい肩を落として聴いてしまいます。昨年の川崎でのコンサートを思い出してしまいました。 2曲目“Seasons” 中国古琴、二胡とStringsが良く合います。そして、よーく聴くと城之内ミサさんのPianoが寄り添うように演奏されてます。 3曲目“Marco Polo”最近は聞かなくなりましたが、女子十二楽棒を思い出すんですねー。でも決して派手さはありません。 4曲目“Song Of Silk Road”おー、これはNHKで放送されていたシルクロードをどうも思い出させてくれるような曲調ですねー。ゆったりとした二胡の音色がやさしさを包み込んでくれます。 5曲目“Blossom”中国の縦笛と二胡、中国古琴そして花が開くような音色がPianoでしょうか。広大な大草原に花が咲いているイメージをよく現しています。 6曲目“Springtime”Pianoの独奏です。温かな田園の中の一軒家、陽ざしが縁側に届いてうつらうつらと眠っている老人を描いてしまいました。 7曲目“Night Bird”これは梟でしょうか。Synthesizerの音色がちょっと危うさを表現してます。秋、満月を望んでいる梟かな。 8曲目“Butterfly”なぜに、こんなにイメージが湧くのだろうか。羽ばたいている蝶のイメージが頭に浮かびます。後半はPercussionも入り花に飛び交う感じがよくでています。 9曲目“Twilight”砂漠の夜空に煌く星を望んでいる風景を描いてしまいました。 10曲目“Once Upon A Time”ちょっぴり躍動感があります。これは、Concertの最後に使いたいな。またもう一度聴きたいな!っていうイメージが湧きます。 11曲目“Asian Wind(Piano Version)”あー、こういうの聴いちゃうと、ついTBSの向田邦子さんのドラマを思い浮かべてしまいます。人間と人間の係わり合い、でもここでは人と華なんでしょうね。 奈良遷都のLiveが見たいなー。まだ情報がまったくないんです。どなたか情報がありましたら教えてください。 お気に入り度:8.0