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Comments

araiguma@ Re[1]:備中国分寺 総社市 2019.10(10/20) New! うしまるさんへ  五重塔にも造詣が深い!…
うしまる@ Re:備中国分寺 総社市 2019.10(10/20) 日本国内に現存する五重の塔が80以上 その…
araiguma@ Re[1]:桃太郎温泉 貸切風呂 岡山市 2019.10(10/19) kiki ☆さんへ ブログ、拝見してます。台…
kiki ☆@ Re:桃太郎温泉 貸切風呂 岡山市 2019.10(10/19) 岡山もいいですね^_^ 高速使って片道7時間…
araiguma@ Re[1]:吹屋 銅山と弁柄の産業盛衰史(10/16) うしまるさんへ  おっしゃるとおりの登…
うしまる@ Re:吹屋 銅山と弁柄の産業盛衰史(10/16) 高梁市の山の中に、突如現れる赤い町並み…
araiguma321@ Re[1]:Zopf カレーパン 2019.9(09/23) ちゃげきさんへ 盛岡の様子、いつも拝見…
ちゃげき@ Re:Zopf カレーパン 2019.9(09/23) これは絶対食べてみたいですね。
Oct 3, 2014
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テーマ:私の図書(48)
カテゴリ:
プリズンの満月 吉村昭 1995年

 巣鴨プリズンの接収開所から閉鎖まで記録。 
 万国の法理を超えた戦勝国による処断「平和に対する罪」による極刑の執行記録。国の敗戦と敗者としての生活苦の中に生じる不安定な精神、軍国主義への憎悪と戦犯とされた同胞を思いやる心情の揺れ動きが描かれる。
 1945年から投獄開始され、1948年にはA級戦犯死刑囚の処刑、1950年の朝鮮戦争勃発、日本人の刑務官の投入、1952年に日本に移管、1958年閉鎖となる。この間、非情な刑に忍従し、月日を経てようやく和らいでゆく人々の切なさが淡々と描かれる。
 渡辺はま子、松島トモ子、淡谷のり子、柳家金五楼などの芸能人や横綱はじめ力士の慰問、プロ野球球場での囚人観戦、プリズンから職場への通勤、一時帰郷の外泊など、戦犯への同胞愛が日本人刑務官の厳格な規律の下での可能な限りの配慮にあらわれ、勝者の法理で課せられた刑罰の苦しみを敗者の法理で克服していったのだと思う。
 ニュルンベルグ裁判でも東京裁判でもA級戦犯の遺骨は戦勝国により回収不能となる処置がなされたと言う。償わせる刑と、遺骨を消し去り償える余地のない極刑をも勝者は用意したということか。


この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡 門田隆将 2010年

 1945年8月ソビエトの侵攻に対して武装放棄せず交戦、撃退し、国民党蒋介石からは日本への引き揚げの黙認を得て、内蒙古より民間人4万人、将兵35万人を帰国させた駐蒙古軍司令官。関東軍が武装放棄しソビエトに抑留された事態とは対照的です。
 この時の国民党蒋介石の恩に報いようと、元台湾総督明石元二郎の息子明石元長の画策により1949年、日本から台湾への密航に成功し、蒋介石率いる中華民国軍の軍事顧問として作戦を立案し、1949年10月、押し寄せる中国人民解放軍を金門島古寧頭にて打破した記録である。1952年に空路帰国し、釣りに行っていたと公言したそうです。
 敗戦国にありながら恩に報いんがため命を賭けて戦争に行き、人民解放軍を撃退したとは信じがたい英雄行為と思います。敗戦国の法理を実践成功させた気力、知力、胆力は想像を絶します。
 官僚化し思考が弱体化した軍国主義軍人を突く著述物が多い中で、かような武人の存在を知り、敗者でも人として法理が守られていたと救われた気分になります。


やくざと芸能と 私が愛した日本人 なべおさみ 2014年

 不良時代から本物の極道とめぐりあい、親交を重ね、潔よく寡黙な気質に本物の関係を見出した作者が芸能人生を振り返る随筆。河原芸人、歌舞伎の起源から、浅草弾左衛門の元締めとしての役割を説き、役座、極道の有用性、献身、帰依する真の姿を説いています。その生き様が本物で理にかなうと評しているようです。
 三木鶏郎、野坂昭如、水原ひろし、勝新太郎、裕二郎、ひばり、安倍晋太郎、金丸、中川昭一、鈴木宗男、扇千景などとの逸話が面白いです。人と人の間で本物の生き方をしている人がいることを説いています。
 ここまであから様に書いてあると反社会的勢力とは違う任侠の法理があるやに思えてきてしまいます。それにしても、その筋の人と長くつきあうには頼まぬ事であるという説明は迫力あります。






Last updated  Nov 18, 2014 11:10:51 PM
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