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araiguma@ Re[1]:桃太郎温泉 貸切風呂 岡山市 2019.10(10/19) kiki ☆さんへ ブログ、拝見してます。台…
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Nov 1, 2014
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テーマ:私の図書(48)
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慟哭の海峡 門田隆将 2014年

 バシー海峡で死の間際から生還した小嶋秀次氏、同海峡で最愛の弟を失ったやなせたかし氏、お二方の決意し、守り、捧げつづけた姿に感涙しました。

 小嶋氏は、静岡出身で早稲田予科在学中に自ら志願して陸軍通信士として従軍し、内蒙古から南方へ転戦の途上、バシー海峡にて乗船した揚陸母艦が米軍魚雷攻撃で沈没し、炎熱の12日間の漂流の末、散り散りに沈んでゆく多くの戦友の死に耐えながら、最期に一人漂う中、発見救助されたそうです。長い療養の後、帰国して兵役免除となるも、回復後は、駆り立てられるように再び自ら志願し、南京にて従軍されたそうです。終戦の翌年に復員後は、戦後の再生に向けて事業に邁進し、そのかたわらバシー海峡の戦没者の慰霊に尽くされたそうです。
 鎮魂に尽くす日本人に協力を惜しまぬ台湾の人々、夥しい数の兵士の遺体が流れ着き、台湾の人々に弔い葬られた南端の地に苦難の末に建立されたバシー海峡を望む慰霊寺院、その保全への熱意と努力、いずれも尊いものです。

 柳瀬嵩氏は、重砲部隊で従軍し、暗号解読担当の軍曹として南京で敗戦を迎え、翌年復員したときには、残された唯一の肉親である弟さんはバシー海峡でなくなっていたそうです。弟さんは、皆に愛され、子供時代こそ丸顔でしたが、柔道二段となるまで成長し、京都大学法学部に進み、学徒動員により海軍少尉として駆逐艦に乗務し、対潜水艦測的中に魚雷に一撃され戦死されたそうです。
 最愛の肉親を失った悲しみと残されて生きる者の情念が、絵本の底辺に生きる意味をすえたのかも知れません。生きること、助けあうことが鎮魂であったのかもしれません。


烏の浜 吉村昭 1971年

 終戦後、樺太から多くの日本人が引き揚げたそうです。その中に小笠原丸があり、停戦後にも関わらず稚内から小樽に向かう途中、潜水艦に魚雷攻撃と機銃掃射をあび、多くの人が殺害された記録です。増毛町大別苅には夥しい亡骸が漂着し、町民が手厚く葬ったそうです。
 生き残った人の様子も描かれ、生死を分ける悲しみが一層増します。後年、名横綱となった大鵬は、たまたま、稚内で下船して難を逃れたそうです。






Last updated  Nov 19, 2014 11:00:10 AM
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