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もりもと流 働くママのやわらか自然育児

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2006年03月24日
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カテゴリ:絵本/童話/素話

生後8ヶ月になる我が家の子どもが、大好きな絵本があります。
うずらちゃんのかくれんぼ』(きもとももこ作 福音館書店発行)です。


うずらちゃんのかくれんぼ


我が家では、子どもがおなかの中にいたときから、
夫と交代で絵本を読んで聞かせていました。

なぜ?と聞かれると、なんとも答えようがないのですが…。


↓以下、ディック・ブルーナ氏作&石井桃子氏訳の
うさこちゃんシリーズ絵本風に…。
──────────────────────────────────────

 じゅんこちゃんは、あかちゃんがおなかにいたころ、
 ほんをかりようと、としょかんにいきました

 ───まあ、どれにしましょう
    あのほんもこのほんも、みんなかりてしまいたいわ

 じゅんこちゃんは、どのほんをかりようか
 すっかりまよってしまいました

 ふと、むこうのほうをみると、
 かわいらしいえほんのコーナーがあるではありませんか

 ───きっと、あかちゃんがうまれたら、よんであげることになるのね
    ちょっといって、みてみましょう

 するとそこには、、、

 むかしじゅんこちゃんが、こどものころによんでもらった
 なつかしいなつかしいえほんが、たくさんがあるではありませんか!

 それから、いままでみたことのなかった、すばらしいえほんがいっぱい!

 ───すてきすてき!

 じゅんこちゃんは、いえにかえると、さっそく
 かりてきたえほんをよみはじめました

 ───えほんって、なんてすばらしいんでしょう!
    おなかのなかのあかちゃんにも、よんできかせてあげたいわ!

 かりてきたえほんはどれもほんとうにすばらしくて、
 じゅんこちゃんはまだまだよんでいたいのです

 でもじゅんこちゃんは、おもたいおなかをかかえた、にんぷさん

 たくさんよんだら、すっかりくたびれて、
 ぜんぶよみきらないうちに、すやすやねむってしまいました

 おしまい

──────────────────────────────────────

↑す、すいません…。
うさこちゃん絵本を読んだことがない方は、なにがなんだかわからないですよね…。


大人になった今だからこそ、
その素晴らしさに気がついた作品もあります。

子どもの頃気に入っていたものが
大人になってからいいと思えるわけでもなく、
逆に昔よくわからなかったものが今では素晴らしく思えたり。

親になった私がいいと感じる絵本が、
必ずしも子どもにウケるわけでもなかったり。
その内容が子どもの成長に合ってない、ということもあるのでしょう。

それと、うちの子は絵本を読むと
それまでどんなに泣いていてもピタッと泣き止むのです。

昼、機嫌が悪いときに読み
夜、グズったら読み

…というかんじで、
絵本とのつきあいが始まり今に至っているわけです。


話を『うずらちゃんのかくれんぼ』に戻しますね!

ストーリーは、
うずらちゃんとひよこちゃんが楽しくかくれんぼして、お互いを見つけ合う、
というもの。

途中、雨が降ってきて、おうちに帰れなくなってしまいます。

不安いっぱいで涙が出てきて…

…そのとき、大きな影がせまってきます。

「おばけだあ!」とびっくりぎょうてん!

…でも実は、その影の正体は、
うずらちゃんとひよこちゃんのお母さんだったのでした。

「よかった~!」

めでたしめでたし(超ハショってる紹介…)。


リズミカルな言葉で展開し、
絵が鮮やかでとってもきれい。

教訓めいたものがいっさいなく、うずらちゃんの遊びを通して
「楽しさ」「痛み」「驚き」「不安」など
さまざまな感情の動きが描かれています。

「お母さんから離れて楽しく遊びたい」と
「まだまだお母さんに甘えたい」との揺れ動き…。

大人が読んでもほのぼのする内容ですが、読んでもらっている子どもは
自然とうずらちゃんの気持ちに寄り添って、わくわくしてしまうんでしょうね。


我が家でこの絵本を購入したのは、子どもが2ヶ月のとき。

最初は、読んでも子どもはほとんど無反応。
聞いているのかな~?と、よくわからず…(当然といえば当然…)。

くりかえしくりかえし読んでいった4ヶ月目の頃。
おばけ(実はおかあさんたち)が迫ってきた場面で、
急に子どもがわ~わ~泣き出したんです!

うずらちゃんたちの気持ちを感じているんだなあ、
あかちゃんてほんとに敏感に雰囲気を感じ取るんだなあ、
と思ったものです。

ちなみに、8ヶ月になる今は、次の展開を理解しているのか、
おばけが寄ってくるシーンでもニコニコしていて泣きません。

このあと成長とともに子どもは、
どんな反応を示してくれるようになるのか…楽しみにしているところなのです。



モリモトジュンコ@働くママのやわらか自然育児日記






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最終更新日  2006年03月25日 10時54分12秒
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絵本の力   taroumama さん
子どもたちは、大人の想像以上に絵本の世界に浸れるんですね。
子どもの成長とともに変わる絵本への反応は、親だけがわかる嬉しい発見ですね。
我が家の長男は1才の頃から「ちいさなねこ」という本が好きでした。4才になった今も、時折「読んで」と持ってくる本です。
子ども時代に「大好きな一冊」と出会えた子どもは幸せですね。 (2006年03月25日 20時26分17秒)

Re:絵本の力(03/24)   モリモト@やわ育 さん
taroumamaさん
コメントありがとうございます!
途中の「うさこちゃん~」あたりがあまりにもばかばかしくて、
夫から「君、壊れてる…」などと言われておりました…。

>子ども時代に「大好きな一冊」と出会えた子どもは幸せですね。
そうですね。自分が子どもだった頃好きだった絵本は、
成長とともに内容に関する感じ方が変わっても人生の宝モノです。
子どもにも、絵本を読むことで何かが残るといいなと思っています。 (2006年03月25日 21時35分01秒)

いいことですね   いっちゃん2005 さん
本の内容については分かりませんが、赤ちゃんの時から聴かせるというのは大変いいことだと思います。きっと心穏やかな子に成長していくことでしょうね。 (2006年03月26日 12時37分43秒)

Re:いいことですね(03/24)   モリモト@やわ育 さん
いっちゃん2005さん
>赤ちゃんの時から聴かせるというのは大変いいことだと思います。

そう信じてま~っす!
というか、単に自分が読みたいだけかもしれません…。
(2006年03月28日 20時37分52秒)

絵本の良さ   黄ベンチャー さん
絵本って、絵とストーリーと両方で、わくわく楽しくなるようにできてますよね。読む方もついつい過剰に声の抑揚をつけちゃいます。
ウチの子には「はらぺこあおむし」を良く読んでいました。 (2006年04月02日 19時54分29秒)

Re:絵本の良さ(03/24)   モリモト@やわ育 さん
黄ベンチャーさん
うちも、はらぺこあおむし読んでます!
お友達の家の子もあおむし大好き!
なんででしょうね? 子どもは基本的に「食べる」話が大好き!って聞いたことがあります。
(2006年04月04日 19時22分13秒)

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