2008/05/07(水)16:12
絵本『14ひきのあさごはん』を読んでから、コドモがお手伝いに協力的になってきました~(うれしい)
妊娠37週と5日になりました~。
おかげさまで(?)
まだおなかの中のコは生まれていません!
ということで、
今日はオススメ絵本のお話~。
14ひきのあさごはん
著者: 岩村和朗
出版社: 童心社
発行年月: 1983年07月
ISBN:9784494006199
本体価格 1,200円 (税込 1,260 円)
わたしがコドモだった頃
まだ出版されていなかった
「14ひきのシリーズ(全11巻)」の1冊。
上のコ用に取っている
クレヨンハウスのブッククラブで配本された
『14ひきのさむいふゆ』がきっかけで知り、
その世界観に感動して
少しずつ買い集めている絵本です。
春向けが来た喜びにあふれている
『14ひきのぴくにっく』に続き
購入した3冊目。
おじいさんおばあさん
おそうさんおかあさんと
10ひきのきょうだいで構成されている
14匹のねずみ家族を描いた内容です。
このねずみたちの生活って
自給自足のきわみというか、
食べ物の調達から始まり
道具や遊具まで
すべて自分たちでつくってしまうんですよね~。
季節ごとに自然の恵みに沿いながら
家族で協力して暮らしている…。
う~、理想です、理想(笑)
そんなねずみ一家の
あさごはんのしたく風景を描いたのが、
今回の『14ひきのあさごはん』。
・野いちごを摘みに行くグループ
・パンを焼くグループ
・シチューをつくるグループ
に分かれて、
全員で朝食のしたくをしているんです。
そこには
「俺が稼いでいるんだから」
とふんぞりかえるお父さんもいなければ
「勉強さえしていればお手伝いしなくてもいい」
と考えるコドモもいません。
家族みんなが、
自分のできることをやりながら
日々を丁寧に暮らしています。
ちなみに
この絵本を読むようになってから
うちのコは何かにつけ協力的になってきました。
というのも、
絵本の中の9番目の子ねずみが
まだ小さいのにおにいさんたちと一緒に
野いちご摘みにでかけるんですよね。
この絵本を初めて読んだとき
「ど~して"くんちゃん(9番目のコの名前)"は
小さいのに野いちごを摘みに行くの?」
と聞いてきたので、
「それはみんなで協力して
ごはんのしたくをしたほうが
早くごはんができるから
小さいコでも自分でできることをやるんだよ」
と言ってみました。
そのときは
「この絵本、もういい~」
と言ってきたので、
逆効果だったかしら~(泣)
と思ったのですが…。
…コドモは、
次の日からめちゃめちゃ協力的になりました。
うう…。いじらしい…。
(と書きつつ、喜んでいるあたり…笑)
我が家の場合、
とーちゃんが家事に協力的なので
朝の時間に自分ひとりだけ遊んで過ごすのは難しい
という状況もあるかもしれません。
でもいずれにしても
上のコがちゃくちゃくと
自立への道(?)を歩んでくれているのが
うれしいです。
▼14ひきのあさごはん
http://item.rakuten.co.jp/book/112606/
▼いわむらかずお絵本の丘美術館
(作者いわむらかずおさんのサイト。眺めているだけでもなごみます。)
http://ehonnooka.heteml.jp/
盛本 純子