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誰も知らないもベジャールもすっとばして観て参りました『ヴァンヘルシング』。そんなに好きかヒュ-ジャックマンが。
以下ネタばれありまくりなので、少しでも観るつもりの方は読まないで飛ばしましょうそうしましょう。読んではなりません。 予想そのまんまな映画なので、宣伝などで「見に行こうかな?」と食指が動いた方にはもれなく楽しい映画なのだと思います。モンスター総登場(怪物くんファミリー)だし。あ、でもドラキュラにゴシックロマンを求めている向きにはどうだろう…。伯爵は最後、ほんとにただの化け物だったなあ(デザインが)。あ、伯爵の嫁たちはゴシックロマンな香りでしたね(ほんとうか)、画面手前に伯爵がいてそっちが中心で話しが進んでいるときでも、画面後ろの方で嫁たちがくねくね踊っていたりするのがとても楽しそう。くねくね。 今回もヒュ-さんは「記憶がなくってウルフマン」な役どころ。えっくすめんとどう違うのか…。もうコスプレ俳優の名を欲しいままに。 ヒロインが普通の人間とは思えないほどに頑丈な女で(何回も吸血鬼にさらわれては空中から放り投げられるが、怪我一つしないで走り回っている)「なんとまあ頑丈な…」と思っていたら最後の最後であっさり死。…ええっ! 普通さーああいう風に主人公のために死ぬ、とかなったらもうちょっと余韻を持って死ぬというか、虫の息の下から二言三言、何か会話を交してから死んだりとかすんじゃないのー?ええー!?と大層驚く。だって、主人公とヒロインぶつかりあう→二人ふっとぶ→第三者かけよる→ヒロイン白目むいて倒れているアップ→第三者「し、死んでる…!」くらいの早さでしたよ。火サスかっつーの。ううむそれにしてもあんなに頑丈だったのに…。狼男とぶつかったくらいで死ぬなんて…(違います)。 そしてとうとう一族は滅びてしまった訳ですが、最後満足げに微笑んでる場合なのですかヴァンヘルシング。いくら天国に行ったっぽいからってあんた。その任務は成功しているのか!? xーMENとかスパイダーマンとかは観ていて「怖い」と思うことはないのですが今回は結構怖かったです。何だろう。やっぱりモンスターって「人間(わたし)にとって怖いもの」という意識が根付いているのかしら。(前者二つは「人間(わたし)とは全く別の生き物」という感じ。たとえ映画の中で人を襲っていたとしても、自分が襲われる様な恐怖は感じない)吸血鬼は何が怖いって感情の起伏があるところさ…。いたぶられる感じさ…。 それにしても吸血鬼伯爵、ヴァンヘルシング版ウルフマンには圧倒的に弱かったのう。天敵というかそれ以下というか。おにいちゃん、狼男になってから勝負挑んでたら勝てたん違うのか。 やあ、この映画は絶対いきたまえ!と激しく勧めたりはしませんが私は充分楽しゅうございました。 そういえば予告編で「80日間世界一周」が流れたのですが、ジャッキーチェンのジャの字もなかったですね。(出てたよね?)何だろうやっぱりジャッキー映画って印象をもたれるとマイナスって判断されたんじゃろか。はて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/09/05 10:59:05 PM
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