FBIとCIAとPTA。

何だここは極楽か
と思ったら温泉でした。
定山渓翠山亭。
前評判をさぐりまくり死ぬ程楽しみにしていたわたくしに対して
その期待以上の極楽感。
外の山々は雪にけぶって水墨画の様だし
その水墨画を見ながら入る部屋露天。
大体チェックインの段階でサロンに導かれて椅子に座らされて何だかの和菓子（覚えてないのか）が出てきた時点でメロメロです。
最初に、山の様にどこだかでワンドリンクが飲めるサービスチケットの類を渡されて
骨の髄までしゃぶる事を決意する我々（びんぼうにん）
あー冬の北海道にいらっさる際にはぜひこちらに。
いくといいですよ皆さん（誰）。
大浴場も森の湯（離れ、湯上りワンドリンク付き、かなり素敵、あの旅館に行くなら入ったら良い）もあらゆる露天が良かった。
うっかりじっくりつかっちゃって湯あたりして死にそうになった（駄目じゃん）。
大浴場も改装したばかりで檜の香漂い素敵でした。
脱衣所に髪の毛も落ちてなく清潔。
アメニティもたいそう充実。（何も持っていかなくてもいいくらい）（しかしそれは同行のＯＬより荷物が少ないわたくしのいう事なのでアテにはならないかもしれん）
そして何よりお食事が旨いったらない。
今回は松庵という食事処で（館内に食べる所は何箇所かある）何やらコースを頂いたのですが
刺身なども勿論美味しいし（カンパチうまかった…甘かった…）
ひとわざ施している料理も美味しいし（何それ）（百合根饅頭にゆず皮を甘く炙った（？）ものをのせてたやつ超旨かったわ）（蟹とおからをどうにかしている前菜も旨かったわ）（どうにかって何だよ）（ローストビーフ柔らかかったわ）（海老芋の天ぷらほくほくだわ）（じゃこご飯はシソもなくて素敵だったわ）
なにげなく出てくる香の物とかもね、こう、白菜を一口大に四角くしてミルフィーユ状になっているお漬物とかね、何となく食べたら間にチーズが入ってたりね、楽しい訳です。
うまかった…（反芻）
朝ごはんはバイキングを食べましたが、バイキングも種類が豊富で楽しいです。温かいおかずもごはんの友も野菜も果物も色々ありますよ。
「まずは基本の白ごはんで攻め、その後おかゆでの二順目も外せない…炭火で焼くというトーストも勿論気になるが、その上でこの後、上のサロンで出るという焼きたてクロワッサンの余力を残しておかねば」とご飯を載せたお盆を持ちウロウロするわたくしの後ろで、２０代の青年が「ごはん少なめにしてください」とご飯をついでくれているおばちゃんに告げており、我にかえったりもしましたが。（問：結局わたくしは何を食べたでしょう）（答：全部）（ええっ）
チェックアウトの時にもお茶が出てまいりまして、ああすごいなー、おもてなし。というお宿でした。（チェックインチェックアウトはプランによって形が違うかもしれません）
従業員の皆様が総じて気持ちの良い対応で、たいそうな極楽でした。
贅沢した…。
またそのうち数ヶ月前から家庭内温泉積み立てをしてどこかに行こう…。