全て
| 混在
| ホームページ
| 写真
| ニュース
| 食品
| 雑感
| クラシックカメラ
| 環境問題
| 熊野について
| スポーツ
| 作物
| NET・パソコン
| 思い出
| 世の中
| アマチュア無線
| 熊野市議会
| ベトナム
| フォルクスワーゲン UP!
カテゴリ:雑感
昨日、三重県では合併したふたつの市の市長選が告示されました。
松阪市と亀山市です。両方とも元々あった市が周辺を吸収合併したものです。 そして、市長選になっても・・・よほどのことが無い限り、有権者数のまるで違う状態では吸収された側から立候補したところで勝ち目は無いのです。だから、誰も出ません。 こうした選挙でも冷やかし候補やR党が票読み党勢拡大の為に候補者が出ることもありますが、所詮は選挙になりません。 しかし、自分たちの町が新しく出発する時に、選挙も無し・・・住民自治なんて・・・どっちみち、住民不在の合併ですけどね。 選挙があるまでの暫定期間の初代市長と言うのはほとんどの場合、吸収される側の町長や村長がやるんですよね・・・茶番ですね。 その辺だけが会社が吸収される時との違いでしょうかね。 この、無投票の流れは、大分前から始まっていることですね。政治の世襲制もその一因になっていますね。 与党も野党も地方の首長も議員も二代目、三代目・・・ しらけても仕方ないといっていてはいけませんよ。でも、どぶ板派と世襲派・利権派は確かに強いです・・・ 平成の大合併とか言われて、全国で市町村合併が行われています。大都市には関係ないようなことなので、新聞の片隅の話題のようですね。 隣の御浜町では町長のリコール騒ぎに発展して、投票の結果、僅差でリコール不成立でした。 全国で住民投票をやる・やら無いで大もめにもめました。 この合併騒ぎは、行政効率の向上と言う大義名分を掲げながらも、予算削減の道具にしようとしているものです。 江戸時代のお国替えじゃないですが、何が何でも合併しろ・・・の方針です。合併すれがご褒美を上げよう、しなかったら懲らしめてやる式のことを平気で言います。その時点で地方自治なんぞ、考えていない証拠なのです。 簡単に合併と言いますが、大変なお金も掛かる場合があるのです。吸収合併の場合は、名前の変らない自治体は条例のすり合わせとかの作業で済みますが、名前が変る場合は、戸籍、住民票はじめ全ての書類を書き換えなくてはならないのです。ひどいところになると、二段ロケット式の合併さえもくろんでいるようですね、一体、どれほど無駄なことをするのでしょうね。連合体で行政を行う道筋はすでに出来ているわけですが、そちらのことはなるべく眼に触れないようにしているきらいがあります。それが有効に機能すると総務省の思惑が外れてしまいますからね。 ここ熊野市でも『合併しないと10年もしないうちに熊野市がつぶれる・・・』と、まことしやかにささやかれています。お取り潰しになるならそれもいいでしょう。無駄な高速道路を今でも作るためにお上の言うことを聞こうとするなんて・・・ 高速道路を作って誰が走り、何を運ぶのでしょうね。一般国道でも夕方以降は静かなものです。目の前が国道ですが騒音なんて縁の無いところです。それなのに、有料道路を作って・・・・採算なんて絶対に合いませんね。 長野新幹線が碓氷峠の信越線をはずしたように、R42の矢ノ川峠区間とか荷坂峠区間を廃道にして強制的に全車両を通しても切符切りのおじさんと電気代などで消えちゃいますよ。 『熊が通る高速道路』と、北海道の高速道路を茶化していましたが、『熊野市』熊が通って当たり前なのです。『新鹿地区』では鹿も・・・『九鬼』では鬼も出るでしょうね。 そんなことをするために、国のご機嫌伺いする首長が多いのですね。何かを作る首長が偉くて作れないのは駄目・・・そんな有権者の思い込みが総務省の思う壺ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑感] カテゴリの最新記事
|