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カテゴリ:世の中
十年一昔と言うなら、もう一昔半以上昔に毎年、お江戸は日本橋室町の越後屋さんに物産展で出かけておりました。越後屋さんも今風の百貨店に変わっていましたが、あの石造りの八階で一週間働いてきました。
三重県の物産展はこの時期です。つまり、花の都パリーよりも早く新酒がいただける日が入っていました。 店内各所には三色旗が飾られてムードを盛り上げようと頑張っていました。 私たちの物産展も食品部の主催なので当日は本物の店員さんはかなりそちらに回っていました。 しかし、その頃は仏蘭西の葡萄酒の新酒がその日からしか飲めないなんてさほど有名でもなく、タレントなどがしたり顔して葡萄酒談義などすることもありませんでした。ソムリエなどが有名人になることも無かった時代でした。 何時の間にやら、日本人の西洋好き、舶来好き、仏蘭西好き、なんだか由緒ありげなもの好きが旨くマッチしたのか今では新酒解禁日に全国で行列が出来るとか・・・ ヴィトンでもそうですが今じゃ本当にはおいしくないと言われる新酒は本国より日本のほうが喜ばれてたくさん売れるとか… そうそう、昔々、片岡知恵蔵とか言う大物スターが主役を務めたギャング映画ではブランディーとかワインとかがふんだんに出てきましたね。 時代劇でも和室にじゅうたんを敷きテーブルセットのある部屋で悪徳役人と悪商人などがギヤマンのフラスコとワイングラスで飲んでいるシーンもありますね。 今の人を悪く言っちゃあいけませんね。 今のように金回りが良いわけではなく貧乏が通り相場だった昔の脚本家でも西洋文化の香りの象徴として葡萄酒は丁度良かったのでしょうからね。 三日ほど遅れの打ち上げパーティに呼んで貰い、食品部ご推薦の新酒を頂いたこともありましたが、紀州の山猿めには、左様なものの味は分かり申しませなんだ。 分かっていたのは、食品部に川口の子で可愛い子がいたことだけです。 ↑↑よろしければ一日一回ポチッと押してください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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