2015/01/16(金)00:42
熊野の旅 清流28号より 盛り土で無くても出来るはず
色々問題のある「高規格道路」ですが、市井の声はすざましいものです。
不安で困り果てている人が道路が通る場所の近くには多いです。
当初から私も指摘し。昨年9月議会でも正式に提起した問題が主なものです。
新田地区では「騒音」「低周波公害」を心配する人がほとんどです。
9月議会で、市長が「市民のために交渉するなどと言うことは市長としての仕事では無い」と、言い切ったので見捨てられた市民は行く場所が無くなって居るのです。
井戸地区では田んぼを横切る盛り土工法の問題です。
9月には「知らぬ存ぜぬ」だった市長が、12月に「盛り土を改めるように申し込んである」と発言したのですが、それを信じている人がほとんど居ないのが現状です。
わざわざ、民家の多い所を通過させる理由が見え隠れするので、皆さん信用出来ないのです。
合法的ですから、その疑念をここに書くことは出来ません。
事実を書いても「清流」を怪文書扱いするくらいですからね。
道路の近くでは無い人の関心事項と発言はこの通過ルートの件が多くなります。
田舎ですから土地の所有関係や姻戚関係も丸わかりですからね。
この市内の雰囲気を全く知らないのでしょうか?
裸の大様???
と、言うことで、清流の記事を転載します。
盛り土で無くても出来るはず
高規格・熊野道路の井戸地内は、盛り土で通ると説明会では言われました。盛り土反対の声には「地盤が・・・」などと言う声も聞こえてきました。
あの一帯の地盤はそんなに悪いのかな?
そうでもありません。
隣接地で行われた地質調査では、表層の田んぼの土の下には幾層にも重なった砂や礫などの層がありますが、十数メートル下には風化岩の層が出て来ます。おそらく、あの一帯の河床に見える紀州御影の岩盤だと思われます。
正確には橋脚ポイントでのボーリング調査が必要でしょうが、そんなに深くない所で岩盤が出て、橋脚は充分立てられるでしょう。
盛り土工法にしたい理由は、大泊―新田、新田―井戸、井戸―産田トンネルの残土を使って安上がりにしようと言うことしか無いようです。
その程度の理由で、井戸町を分断し、ダムを築いて住民を洪水の危険にさらすなど、許されることではありません。
「住宅地を避け、住民に迷惑を掛けない」と言った国交省の説明のように道路を作るなら、ルートはもっと上流になるはずです。
アンケートの結果「海ルートが優勢だった」と言いますが、アンケートの集まった数が住民の数の割りに多いようです。
作為的にアンケートを作り上げたと疑いたくなります。みんなそんなに投票したのでしょうか? 地元に関係ない所の票は???
こうした問いには国交省は答えないでしょうね。
この地層・地質は井戸川の氾濫や津波の遡上の歴史を示しているのでしょうね。
山崎沼と随分違うのでは無いかと思います。
有馬―紀宝では活断層の調査結果が発表されていますから、この道路との位置関係の詳しい説明も欲しいものです。
原発でも断層の上に作る国ですから、住民がしっかり監視しないと大変な事になり得ます。
ーここからはブログ記事ー
「清流」は年に4回以上で、臨時増刊なども出していますが、B4裏表ですから、詰め込める記事に限界があります。
高齢者の読者が多いので活字も13ポイントを確保しています。
だから、記事数も内容もはしょり気味です。
この記事には元のデータも載せれば良いのですがそれも出来ず・・・
昨日は井戸の岡地などの現場近くへ配布に行きましたが、田んぼの真ん中に立っている電柱よりも道路は高いのです。
岡地の中段にある旧家からでも道路の方が高そうです。
そして、あの辺りの家々は夜明けがうんと遅くなります。
「李下に冠を正さず」
こんな言葉はもう死語なのでしょうね。
権力なんてものは無いはずなのに・・・
公務員法の趣旨など関係ないのかなあ・・・
「平家にあらずんば人にあらず」なんて言葉も聞こえてきます。
平家ならば・・・
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。」
この最後の所までが本当に世の習いなら良いのですが・・・
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