4840209 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

JE2LUZ・熊野

JE2LUZ・熊野

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2015/10/28
XML
カテゴリ:熊野について
 26・27日に井戸町と有馬町で「国道42号熊野道路」の現地説明会がありました。
 そもそも、この道路、ややこしいのです。
 高速道路じゃあ無いです。
 「近畿自動車道紀勢線」というのが本来の名前です。
 始点が大阪松原市で終点が勢和多気で、全335Kmと言う長いものです。
 この道路、将来にわたって交通量の増加が見込めないので道路公団が作りたくなかったものです。
 そのままでは永久に出来そうに無いと言う事で、途中からを建設省直轄でやろうということにしたのが、時の建設族のトップ田村さんでした。
 熊野尾鷲道路は国道42号のバイパス扱いです。
 今度の計画の「熊野道路」も同じく国道42号のバイパスです。
 国道ですから今は国土交通省の直轄です。
 そう言うことで、通行量も無料になっちゃいました。
 説明会の主催者も「国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所」なのです。
 いわゆる「高速道路」ではなく、「自動車専用国道」ですね。
 制限時速も基本的に80Km/hです。
 熊野尾鷲道路は片側一車線で出来ていますが、これは暫定開通で、将来、交通量が増えたら片側二車線になることになって居ます。
 なると信じている人は少ないですけどね。
 今度出来る「熊野道路」大泊ー久生屋間6.7Km区間からは、片側二車線で完成形です。
 片側二車線になる予定はありません。
 まさに、普通の国道並みで、制限時速が70Km/hと速いし、信号が無いと言うことです。
 追い越し出来ないだけ不便かも知れません。

 この道路の概要が発表されてすぐに、私は井戸地区の通過場所の不自然さと、井戸田んぼ部分の盛り土工事について、住民の生活を破壊し、洪水に対しても危険だと、公式に声を上げました。
 「清流」で何度も取り上げ、議会の一般質問でも取り上げました。
 市民の皆さんにも知って貰い、出来るだけのことをしないと将来に禍根を残すからです。
 井戸地区の皆さんもこの部分について声を上げてくれました。
 熊野市水道の水源問題も取り上げてきました。
 市長に工法変更の申込みをして欲しいとまで言ったのですが、「市長というのはそんな仕事をするものでは無い」と断られたのは本会議の議事録に残されています。
 これには市民もあきれたのです。
 しかし、正式に提起したのと、市民の皆さんの反応もあってか、今回の図面では、要求通りの「橋脚工法」に変更され、盛り土部分は最小限になって居ます。
 この部分に関しては、私達市民の声が通った形です。

   井戸地内ルート図 ぼかし入れました
 しかし、ルートの部分は全く変更に応じていません。
 水道水源の下流を通る僅かな変更で紺屋地から旧農協の脇などは動かしていません。
 ルート決定はアンケートを取り一番多かったものをベースに業界や有識者とかの会議で決めたとの説明です。
 アンケートは1万部出したそうですが、熊野市の戸数9700、南牟婁も10000位です。
 半分の戸数に行き渡った????
 井戸会場の人達は口々に「見たこともない」と言っていました。
 回答数1500などと言っていますが、ちょっと信じられませんね。
 作為が感じられるのは私だけでは無いようです。
 「残してあるなら用紙をチェックしてみたいものですね」と言いましたが当然返事はありません。
 何が何でも井戸の旧農協脇を通るルートに納めたいようです。
 他の人からも・・・
 「紺屋地が分断される」
 「もっと上に行けば景観も害さないし迷惑も少ない」
 などと言う声がありましたが・・・
 「上流へ移しても民家があります」などと、現地に合わない説明で逃げています。
 地元の人は現地を知っていますから納得はしていませんね。
 でも、何が何でもこのルートで押し切るつもりでしょう。

 「地元で自主的にアンケートをやり直して全く違う結果が出たらどうするのですか?」と、まあ、無理な質問をしましたが返答は無かったです。
 出来れば、地元でアンケートを取って突きつけて欲しいですね。
 今の政府の流れだと押し切りたいでしょうが、紀勢国道事務所がそこまでやれるかな?

 井戸の説明会は138名もの出席があり、荒れ模様で、一時間の予定が40分ほど延びました。
 有馬の方は予想通り、出席者も48と少なく40分ほどで終わっちゃいました。
 有馬では産田神社の奥で少し顔を出すだけですからね。

    有馬・奥有馬ルート図 これもぼかしました。
 説明会の内容の続きは長いですから改めて書きます。
 写真の図面がはっきりしないのは、図面の撮影が禁じられていて、説明スクリーンですから仕方ないです。
 どう言う訳か、正確な図面は表に出したくないようです。

  
     ポッチよろしく!!!
    
      
人気ブログランキングへ
  ↑↑↑ 一日一回ポチッと押してください↑↑↑





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015/10/28 01:18:29 PM
コメント(2) | コメントを書く
[熊野について] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.