JE2LUZ・熊野

浪人の時板橋の下宿に北海道のやつが居ました。
　この季節になると。「しばれるねえ！」と言いました。　
　本当に「しばれる」って言うんですね。
　浪人ばかりの下宿だったので、まだ、都会の水に染まっていないので、方言が消えて居ないやつが多かったです。
　沼津のやつは「ずら」と乱発するし、広島のやつは「のう」と岡山系の「おえんのう」をす買うし･･･
　覚えてないけど五島・福江のやつも何だか変なの使ってましたね。
　私？？？
　「にゃあ！」「ぎゃあ！」は使いませんでしたよ。
　人間語喋っていました。
　そんなの使うと、落語の「元犬」ならぬ「元猫」にされちゃいますから･･･
　それでなくても、紀州だと「山猿」にされかねませんからね。

　今日は亜夕方になると、少しひんやりしてきました。
　１７時現在、我が家の定点で８．２℃あるんですけどね。
　今年は一桁になると寒いような気がします。
　この調子だと大又はー４℃とかの世界になるでしょう。
　私の場合、そんな世界には余程のことが無い限り行かないで済ませられます。
　寒冷地と言って真昼だと凍結することが無いので、行くとすれば真昼です。

　こんななに冷え込んで、適当にそよ風も吹くのに丸干しが干せない･･･
　そろそろ冷凍物も底をつくでしょう。
　鰺は少し獲れているようですが、サイレの代わりは出来ないんですよね。
　鰺の方が、刺身・煮付け・唐揚げ・天麩羅・南蛮漬け・丸干し・味醂干し・開き・寿司･･･
　一杯食べ方があって良いのですが、それでも熊野にとっては「さいれ」は別格なんです。
　「銚子のサンマ」は「三陸のサンマ」「根室のサンマ」で代用出来ますが、「遊木のサイレ」の代役は無いのです。
　恋人なら熱が冷めれば代わりは居ますが･･･
　熊野は、脂も無いパサパサのサイレにぞっこんいかれちゃっていますから･･･
　見掛けの可愛い訳でも無いのにねえ･･･
　この良さは中々他所に人には分かって貰えないようです。

　今日の夕刊・吉熊に「清流」が折り込まれました。
　ホップなにチラシが無く単独で入っています。
　色刷りの中に紛れないようにお願いしてありますから･･･
　周辺部では明日になるのでしょうね。
　もう、手配り用もほぼ無くなっていますから、次は３月末か４月頭です。


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