2018/10/11(木)15:48
獣害だ!
熊野市では農作物を獣から守るために電柵などをもうけると補助金が出ます。
日本中の自治体が同じように補助して、今や田舎の農地ですっと入れると子らは無いくらいです。
ずいぶん昔に、「人間が檻に入って生活するようになる」と言われましたが、今では家の周りも農地の柵の中です。
下手に触ると命の危険も・・・
田舎の電柵の総延長は万里の長城を遙かに追い越しているでしょうね。
これは我が家の玄関前花畑です。
今日、雨の隙間を狙って、2/3の面積に「おおくら大根」を蒔きました。
そして、手前右に見えているのは「防獣ネット」です。
木本はまだアライグマには荒らされていませんが、ネコにやられます。
草も抜かないで堅いままにしておくと何もしないのですが、こんな風に耕して柔らかくなると、オシッコにウンコ・・・そして、前足でかいて畑が台無しになります。
これも立派な獣害ですね。
日本中に困っている人も居るのでしょう。
私も色々工夫していたのですが、仕方ないので防獣用ネットを張ることにしました。
20m・・・1680円 50m・・・1980円 同じ品物です。
当然、50m買いましたがおかしな値段設定ですね。
中庭にも張るにしても30mほど良いのですが・・・
イノシシやシカでは無いので強度は要りませんが、下は始末しないとくぐっちゃいますね。
キュウリのネットを流用すると編み目をくぐりますし・・・
今年の大根や水菜はこの資材代で消えちゃいます。
前の国道で売るほどは出来ないし・・・
ネコたちには「意地悪なおじさんだ!」と、思われるでしょうね。
農地に張られた防獣柵も高齢者が多いので柵の寿命の前に人間の寿命が尽きて、柵の中が荒れ地になっているのが増えています。
田舎では後を引き受けて耕作する人など居ませんから・・・
立地の悪いところは中国資本でさえ買いませんし、中国資本に買われているところはこの先大変なことが起きるでしょうね。
満州では武力で土地を取り上げたのですが、今の内地のは金で売り払っていますから・・・
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