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カテゴリ:世の中
今日は新聞休刊日です。
年に何回かある「なんだか物足りない日」です。 テレビはあるし、NETもあるし、新聞が無くても不自由の無い時代なんですけどねえ・・・ 子供の頃は「毎日新聞」、東京に出て以来こちらに帰ってからも「朝日新聞」です。 世の中で言う「赤い朝日」を長年撮ってきたので赤くなっちゃったのかも知れませんね。 古い新聞が出てきました。 何かをくるんでいたものでしょうね。 昭和24年9月28日木曜日・1949年ですからほぼ70年前、戦後4年ほどしか経っていません。 まだ紙の無い時代ですから二面までで文字も小さいです。 二面の記事ですが、満州からとソ連によるシベリア抑留者の帰還が載っています。 その続きに記事では、まだ、満州には満蒙開拓団の未帰国者が5万人という記事があり、ようやく聞き取り調査が始まったのだとか・・・ 記事では分からない程度のふれ方ですが、シベリアからの引き揚げ者が赤旗を振って騒いだこともあったそうです。 私が小学校に入った頃の日本はまだこんな状態だったのですね。 大学に入った頃でも、東京都庁には「引き上げ援護局」みたいなのがあり、一杯職員が居ましたからね。 この記事の隣には「原虫対策を急げ」という寄生虫対策に関する記事が出ています。 薬が高くて手が出なかったとか・・・ 私が小学生の頃に、回虫駆除と称して「海人草」という煎じ薬を学校で飲まされましたね。 まだ、人糞が肥料として普通に使われていましたから、回虫を持った人が多かった時代です。 でも、一説には「回虫を駆除しちゃったのでアレルギーが増えた」とか言いますね。 昔、畳を上げて大掃除をした頃には、敷いてある古新聞を読みふけって仕事にならないなんて話もありましたね。 一年か二年前の新聞でも結構面白いものなんですね。 この新聞ほど古いと記事の内容はピンと来ません。 と言うより、私が幼すぎる時代の記事で実感が無いのです。 一面トップ記事は「歳出五千六百九億円 貨物八割以上値上げ 大蔵省案」とあります。 次の見出しは「問題は公共事業費と補給金」とあり失業給付金が公共事業費に入っているような書き方です。 「失対事業」なんてのが私が東京に出た頃にも行われていました。 東京の歩道の舗装なんてその事業で年中やっていました。 今は失対事業みたいな救済処置は無いようです。 世の中変わったようで問題はあまり変わっていない感じもします。 「山谷」「釜が崎」なんて底辺を支えたドヤ街、労働者の町も呼び名も変え、高齢化で姿を消したとか・・・ 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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せんべいではなく、せんべい焼機の広告が出ているところがいかにもその時代です。
(2019/04/15 08:08:19 AM)
四方寧さんへ
*** 以前に、古いローカル紙が出てきた時は地元だけに広告が面白かったです。 広告って時代を表しますからね。 この鉄工所は検索では出てきませんでした。 昔は町の鉄工所に元気があったのですけどねえ・・・ 親父さんのアイディアで器買うが改良されたり・・・ (2019/04/15 05:52:38 PM) |