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カテゴリ:混在
隣町の尾鷲市のことですが・・・
隣り合わせで同じ昭和の大合併で市になり、尾鷲の方がほんの少し人口も多く、火力発電所も出来、税務署や保険事務所なども出来ていつもほんの少しだけ前に居ました。 レジャーブームの時には尾鷲には「サンポート・ホテル」熊野には「オレンジ・ホテル」が出来、駄目になるのもほぼ同じという流れでした。 こちら熊野市には、リゾート法の残骸がゾンビのように生き返った「里創人・熊野倶楽部」が金山に出来たので熊野市の方が前に出たのかな? その代わり、「熊野古道センター」を尾鷲に作ったし・・・ 観光面では尾鷲は昔NHKのドラマで日色ともえさんの出ていた「旅路」とやらで「土井の竹林」に人が来たこともありますが、見る場所が少ないのも確かです。 まあ、隣り合わせで同じように下り坂を下りていたのですが、テレビなどでは尾鷲の町が背景にでることが多いです。 それは、目印になる火力発電所の高い集合型煙突があるからでしょう。 でも、それも今では火力発電所が無くなって無用の長物です。 「バイオマス発電所」を作ってもあの煙突は高すぎて制御しないと引きが強すぎるでしょう。 そして、維持コストも掛かりすぎると思います。 ここへ来て、尾鷲市が名乗りを上げた、南郡・熊野・尾鷲・北牟婁の合同ゴミ焼却炉をあの敷地に作ることは、予想通り暗礁に乗り上げたようです。 話が出た途端に「出来るわけ無い」と思わず叫んだくらい、無理な話なのです。 熊野市の路を作る時に特別委員会を組織し、全国の例を勉強して立地の難しさをじっくり見ました。 熊野市があの場所で新しい炉を組んだことは他の所から見ると軌跡に近いと言われたものなんです。 尾鷲・三鷹録発電所跡地の立地条件で、「他所のゴミまで焼く」と言うことを尾鷲市民のほとんどが住んでいる「旧尾鷲町」で賛成を得られるなんてちょっと思えません。 やっぱり人ごとでは無くなってきました。 あの煙突を取り壊したら。尾鷲が尾鷲に見えなくなるでしょうね。 テレビもタイトルのバックなどに流さなくなるでしょうね。 風景・観光的には取り立てて目玉の無い尾鷲はどうするのでしょう? 予測ではこの先の人口減少が熊野より大きく、人口も逆転するとも言われます。 次の大合併では国としては旧南北牟呂郡・・・荷坂から熊野川までの三重県側紀州藩を一つにしたがるでしょう。 と、言うことは「これもよそ事では無い」と言うことです。 自動車道が出来てきて、矢ノ川越えの時代よりは一つの地域になっては来ていますけどね。 県事務所も一つ、市役所・役場も一つ・・・ 公務員も減って合理化できるけど、確実に労働人口は一気に減ります。 そして、大型の小売業も半分は引き上げるでしょう。 そこでも人口減です。 今回の病院統合には入っていませんが、次は統合に入るでしょう。 残るのは、「荒れた農地」「荒れた山林」「船のない漁港」・・・ その先は「入所者のない老人施設」かな? 本当に防ぐ手立てはないでしょう。 でも、その中で「楽しく暮らす」という事が「幸せ」なのだと思いますよ。 テレビもスマホもない南の島やジャングルでも人々は、争いや戦争などなければ「幸せ」なんですからね。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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