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10.IT


10.IT (文春文庫)

弟をやつに殺された。そいつは「IT(イット)」・・・
7人の少年少女が、町に巣くう怪物と戦いついには勝利を収める。
彼らは成長しやがて大人になり、故郷を離れバラバラになっていく。
しかし、町に残った者からの電話が彼らの運命を再び激動の中へ呼び戻す。
「イットが帰ってきた」
再び、彼らは町に結集する。友情の証のため、そして過去の因縁と戦うために。

キングの最高にして最大の大作。
「スタンドバイミー」で少年の思い出を描いたキングが、それにホラーを絡めて過去と現在の2部からなる大作に仕上げた。
昔、キングの小説はなかなか翻訳されなかった。この作品も例外ではなかったのだが、アメリカのベストセラーのリストにあがったとき「今度のキングの小説は・・アイ・ティー??」なんて思ったもんで、イットだとは思わなかった。そりゃ、そうだよね、ITと書けばイットだよね。

なかなか翻訳が出ないので、原書のペーパーバックを買って読んでみたが、100頁ほどで挫折した。
何せ翻訳されたものがハードカバー2段組で1200頁だからね。今は文庫で4分冊。


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