臀部嗜好症候群
ある日、最近、ケツ・フェチになっている自分に気づいた。なぜだ?みょーに女性のヒップが気になる。もちろん男のケツは見たくもない。特に最近の女性は栄養や生活スタイルが変わったせいか、きれいでスタイルがよい。Gパンが似合う女性はかっこいいと思う。ぴっちりとヒップラインが決まっている人はもっとかっこいい。ヒップアップショーツとか付けているせいもあるだろうけど、最低限補正できる限界があるはずだ。やっぱり、そんなにかっこわるいわけではないだろう。しかし、いったい自分はどうしたのだろうか?スケベになってしまったのだろうか?いや、昔からスケベである。今朝、ああ、このせいだと気づいた。長ーいエスカレーターに毎日乗っている。上りは、左側に立ち、右側はすたすたと人々が上っていく。よっぽど急ぎでない限り、私はエスカレーターをわざわざ「足を使って上る」ことはしない。すると、大体エスカレーターというのは、上りに乗っているときは自然と上を向く。そうなると、右側を歩いていく人たちの「尻」を眺めることとなる。で、当然、私が目にとめるのは女性のヒップしかない。おお!かっこいいー!すごいですね!いやなかなか!という光景を楽しむことになる。いや、そんなこと(そんなことという割には楽しいのだが)をするために、わざわざエスカレーターを立ち止まっているわけではないのだが、でも、せっかく眺めがいいのだから、つい出来心というもので・・・許してください!刑事さん!オレは痴漢かよ・・・いや、別に痴漢をしているわけではない。どちらかというとそれに近い部類に入る行為かもしれないが、まあよしとしよう(と、自分でナットク)。エスカレーターは最近増えてきている。特に駅の階段にエスカレーターが設置されることが流行である。新設の駅だけでなく、古い駅でもそうだ(都市によっては新設駅についてはエスカレーターやエレベーターの設置が確か義務づけられているはずだ)。しかし、エスカレーターは、実は歩いて上っていくように設計されていない。エレベーターももちろんそうである。ま、エレベーターを歩く奴はいないだろうが。たとえば、上って歩くと、ただ単に立っているよりも機械にかかる負荷が違う。1日1000人が負荷を余分に10キロ加えたとして、10t。1ヶ月で300t。1年で3600tの負荷が余分にかかってしまう。(10キロという計算は適当だが、そのくらいはあるだろう。いや、もっとかな)結局エスカレーターを上ると、機械の寿命を減らしていることになる。メーカーも歩く人が多いことを見越して、それなりの耐久性を持たせるように努力しているだろうが、限界があるだろう。我が物顔をしてエスカレーターを上る人。立ち止まっている人を邪魔者扱いのような顔をして、すたすた上って偉そうにしている奴。エスカレーターを上らないで、階段を走って上れ!全然偉くない。エレベーターの整備をしているおじさん泣かせである。人に迷惑をかけているのである。というわけで、働くおじさんの苦労を幾分かでも減らすため、今日も尻フェチになる私であった。(これを読んだ女性の皆さんは、今後、エスカレーターを上るときに、ふと下から見上げるおっさんの視線を感じることでしょう。それは、もしかすると、私かもしれませんよ。フフフ・・・)