古代歴史がわかる "済州化石博物館"
済州化石博物館には埋蔵文化財が多く展示されています。
2008年3月に開館し、韓国の地質学的、かつ、生物学的価値を持つ化石について調査、研究、収集し、これらを展示しています。
済州化石博物館は済州の南側にある西帰浦市の表善(ピョウソン)に位置しています。
展示館は大きく3つのテーマに分けられます。
1階の第1展示館は、国外の化石を歴史別に展示し、2階の第2展示館には韓国内の化石を種類別に展示しています。
また、屋外には珪化木公園で、世界最大の"樹木の根"の化石が展示されています。
▲化石博物館の全景
▲ 珪化木公園の説明
珪化木とは木が長年の歳月を経て、樹木の原型を変えずに固くなり化石化したものである。地層からの圧力により、ケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸が木の細胞組織の中に入り込むことによって、木の成分は消え、木の構造、組織、年輪などは残っており、化石化したものだそうです。いわゆる、植物の化石の一形態ですね。
▲いろんな形の珪化木
これらの珪化木は年度や、当時の生態を確認できるそうです。
済州化石博物館には50点余りの珪化木が展示がされています。
▲アンモナイト化石
▲昆虫化石
▲三葉虫
▲人食い貝(ジャコガイ)
▲エビ
▲魚類
▲ニシン(魚類)
▲ヤギ(頭)
▲恐竜の卵(肉食恐竜)
済州化石博物館は、書籍だけで接していた、古代の化石に直接出会える所なので、学生や子供たちがたくさん訪れているようです。
国内では最大規模だそうですし、かなり多くの化石や鉱物が展示されているようです。
観覧時間:9:00~18:00(夏季、19:00まで)、
観覧所要時間:約40分
入場料:大人1名:6,000ウォン
ホームページ:http://www.jejufossil.co.kr/(韓国語)
住所:済州道西帰浦市ピョウソン面ハチョン里357-1番地
電話:+82-64-787-7831
済州観光情報ホームページ:http://www.jejutour.go.kr/ http://www.ijto.or.kr/