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カテゴリ:L自然風景観光
榧子林(ピジャリム)は「榧(カヤ)」の森です。
まず目につくのが、この散歩道の色。 この榧子林探訪路は「火山ソンイ(岩滓)」でできています。 火山ソンイとは、火山が噴火した際に噴出した火山砕屑物なんですが、アルカリ性の天然セラミックで済州を代表する天然資源となっています。 有害カビの増殖を抑えたり、植物の成長に必要な水分を適切に調節したりするそうで、人体に対しては、新陳代謝促進機能があるということです。 こうやってソンイを踏みしめて歩くだけで身体がきれいになっていくという事ですね^^
さて、ここは「森林浴場」なのですが、ここで浴びるのはお湯ではなくて「フィトンチッド(phytoncide)」です。 フィトンチッドとは、樹木が各種病原菌・害虫・カビなどから自身を守るために発散している芳香性物質で、私たちがこれを浴びると精神が安定するといった「リラクゼーション効果」があるといわれています。 ちなみに、このフィトンチッドが一番多く出る時間帯は、午前10時~午後2時くらいまでだそうです。
どんどん歩いていくとちょっとした橋のようなものがあります。
そこを進むと、榧子林の見どころ「サランナム(愛の木)」と「セチョンニョンピジャナム(新千年榧子木)」の登場です。
サランナムは、2本の木が絡まって1本になっている木のこと。
セチョンニョンピジャナムは、すべての榧木のなかで最も古いもの。 ここを訪れる人たちは愛する人と一緒に、この「サランナム」と「セチョンニョンピジャナム」の前で愛が千年続くようにお願いするとかしないとか。
大自然のなかで千年の間静かにこの場所を見守ってきた榧の木が放つさわやかな森の香り、鳥のさえずり、風の音… 榧子林は子供からお年寄りまで、十分に楽しんでいただける散歩道です。 <癒しの森:榧子林> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月27日 11時18分33秒
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