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今日は済州島の「情」を感じることができる「西帰浦五日市場」の歴史と現状を簡単にご紹介します。 ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ その昔、済州には「五日市」が定着するまで、これといった賑わいをみせる市場はありませんでした。そこで、1906年ユン・ウォング軍帥が民間の物資流通を円滑にするため、町役場や村役場のある地域に5日ごとに開かれる五日市を開設しました。 1970年代以降、観光とみかんで順調に経済成長していくと西帰浦地域のマーケットエリアは拡大しました。消費の増加と消費水準の高まりによって地域で生産された農・水・畜産物の集荷、販売、流通、情報交換の場として五日市の必要性が徐々に膨らんでいきます。 1974年3月22日、西洪里で定期市場として許可された「西帰浦五日市場」は、1995年に現在の西帰浦市東烘洞に移転され「西帰浦郷土市場」として開設されました。 (「西帰浦五日市」または「西帰浦郷土市場」と呼ばれています。) 1999年~敷地整備開始、駐車場及びトイレ整備 2002年敷地購入、2004年建物新築、2005年顧客センター新築、2006年~2007年敷地面積拡充及び施設増築、駐車場拡大 こうして年々、より利用しやすい市場として現代化されています。 現在、西帰浦五日市に常設している店鋪数は547件で、1日の売上高は約2億ウォン(約2000万円)。 ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● そう言われると、久しぶりに来てみたら前と変わってるところがいろいろありますね。駐車場も変わりましたし、施設の屋根の部分もきれいになったようです。 施設がよくなったからなのか、お客さんもたくさんいて賑わっていますね。 便利で快適な施設、豊富な品揃えと安さにきっと満足していただけるはず。原産地表示もされているので安心ですし、なにかあれば顧客センターがありますので、なにかと心強いかと思います。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ここの市場は、各お店の人たちのための共同保存倉庫が設置されていたりと、商人にもやさしい市場なんです。(写真左) 変わったところでは、お客さんが自分で作って買うことができる「体験鍛冶屋」を運営しています。(写真右) (画像:西帰浦郷土市場のホームページからお借りしました。) 市場が開かれるのは、毎月4.9.14.19.24.29日で、それ以外の日に地域と連携して場所を活用していければいいのですが、残念ながら今はそれができていない状態だそうです。済州観光の目玉となる、地域住民と観光客がともに楽しめるものを提供できるよういろいろと試行錯誤しているところだとか。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 韓国旅行するなら絶対お勧めの「市場」観光。いつまでも、こういう伝統的な市場がなくならないでいてほしいものです。 大型マートも便利でいいですが、済州に来られたらぜひ伝統的な市場を利用してみてくださいね^^
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