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いや、まさか意識不明なんちゅーものを味わうとは……
連チャンで仕事をし、お休みを頂いた10月13日。 睡眠不足に慣れているとはいえ、さすがにそれが続くと体に堪えるのか、1日調子が悪かったんですよ。で、適当に1日ゴロゴロ休んでいたんです。 午前1時を過ぎ、酒を軽く飲んだんですが、どーもおかしい。 体が熱を持ち出して、呼吸が荒くなり……どころか、どーにもこーにも呼吸ができない。さぁどうしたものかと、考える暇もなく聴こえてきたのは獣のような雄叫びに似た悲鳴。 「あ゛お゛あ゛あ゛ー!!」 ……それを発しているのは自分だった。 もう苦しくてそんな声を出さないよう抑制する余裕もない。必死に空気中の酸素を求め呼吸するが、全く呼吸をしている気がしない。 薄れゆく意識の中で思いついた単語は「過呼吸」だった。 2 (AM 12:07) 息苦しくて堪らないのに、呼吸を速くしてはならないという、とても矛盾しているような症状。 例えるならば水中に限界まで潜って、水面に浮かび上がってきたのに呼吸をしてはならないといった所か。二酸化炭素をとにかく吸わなくてはならない。 必死に手を振り回し、運良くビニール袋を掴めたので、口に持っていく。部屋が散らかってて良かった。 しかし、やはり酸素が欲しい。そして、呼吸を速くし、症状が悪化。 自分の意識はそこで途絶えた。 ふと気づき、しかし、まだ苦しみが続く中で薄目で見えたのは家族全員の顔。 後から聞いた所、自分の声に反応し、同居人が両親に伝えたらしい。その中に知らない顔がちらほら。 彼らは救急隊員だった。 良く見ると、そこは車の中だった。つまりは救急車で、それに乗せられ、いつの間にか運ばれているようだ。 サイレンの音は何度も聞いた事があったが、まさか自分が車内でその音を聞くことになるとは思わなんだ。 もはや動かなくなった体は担架や救急隊員に抵抗することなく病院に運ばれていった。 3 (AM 12:08) 病院で診断された結果はやはり「過呼吸」。 「なんとか」とゆー精神安定剤を投与され、自分の口に被せられるは「紙袋」。 ……病院でも紙袋なんだ(汗) なんてゆーんですか。 あの透明のマスク。 吸入器??いや違う。名前は浮かばないが、マスクみたいのをされる事を予想してた自分は拍子抜けした。 マジでこれで大丈夫なんかい。 オイラがドラマで見た処置で正しかったんかい。 何か府におちないが、精神安定剤が効いてきたのか、徐々に落ち着き始め、呼吸も安らかになった。 再び気づいたのは朝6時。いつの間にか2時間程寝てしまったらしい。 父が車で迎えにきてくれており、帰るや否や、今日は現場で仕事。人手不足で自分が現場に駆り出された以上は、休むわけにはいかない。 早速スーツに着替えようとし、パジャマを脱いだ所で同居人が一言。 4 (AM 12:09) 「その注射の跡、なに?」 もちろん小さい針の跡ではなく、注射の後に付けられる綿を発見しての事であるが。 男性シンボルの間近にある跡。 ……こんな所、注射や点滴された記憶ないんですケド。 気を失っている間に何が起きていたのかは定かではない。 だがそれはさほど問題ではなかろう。なぜなら処置で注射か何かをしたのだから。 深刻な問題はもう一つにある。それは同居人に紹介され、最近始めた「ある健康法」。辞めときゃ良かった。やらなきゃ良かった。 それがよりによって、ご存知「ノーパン健康法」なのだ…… ……誰にもバレたくなかったのに。 P.S. ……今、冷静に考えると、トランクス派の僕にはノーパン健康法は関係ないんじゃないか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年10月17日 00時09分59秒
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