坂東玉三郎 特別舞踊公演
大阪松竹座です。1日1回公演のようでして、お値段が…「連獅子」 市川海老蔵と尾上右近。幕開け2日目。少々ぎこちなくばらつきあり。でも、お二人とも初役ですからしょうがないか。先月の新橋の後のせいか真面目な顔が妙におかしくて…(すいません)。最後の見せ場である毛振り。海老蔵さんは身長あるからより大きく見えました。右近さんは、少々ふらついてらしたような…。お二人とも自分の毛を踏んでらっしゃいました。ま、ちゃんと蹴飛ばして事なきを得ましたけど。以前勘三郎さんがTVで腰から回すようにとおっしゃっていたのを思い出しました。海老蔵さんはできていたように見えました。でも右近さんは首からかな。無茶振りして体壊さないことを願います。「京鹿子娘二人道成寺」 坂東玉三郎と尾上菊之助。今回は海老蔵の押戻しまで。娘二人は初めてです。おきれいですね、お二人揃うと。菊之助さん、お父さんにそっくりと思ってしまいました。お二人並ぶと年齢そっちのけで玉三郎さんの方がおきれいだと思うのは私だけ?一人で踊ったり二人で踊ったり。入れ替わり立ち代り、本当にきれいでした。美しかったです。「坂東の兄さんと菊之助そっくりの鬼」というセリフで海老蔵の押し戻し。珍しく少々セリフが聞き取りにくかった。が、大きな青竹持って鬼二人を追い詰めるのは迫力あり。大阪のお客さんって、芝居中によくしゃべりますなぁ。ひそひそ声になってないところがなんとも…。東京のほうが観やすいよなぁ。うん。迫力と美しどころをいっぺんに見ました。めったに関西では観られないものでよかったです次は何を観よう。