続!信州須坂 蔵の町くらくら紀行!
水無月の初日に、ひとり蔵の町並み巡りをしてきた私ですが、今回はブ ログへの掲載を意識し、かなり取材めいた!ものとなりました。という より、ブログを始めてから、あんなこともこんなことも載せてみたいな あ。。と思うようになり、フツウに生活していても、お!これは!と閃 いたりして今までも、おもしろいものや変わったものへのアンテナは高かったので すけれど、それに拍車がかかり生活にも張りが持てるようになりまし た。ですから大好きな町巡りもますますヒートアップしてしまったとい うわけです。パンの三河屋さんでは自分のブログ掲載についてお話すると、わざわざ 二階へ「本人を呼んできます」といってそのお店番の老キキお母様が? 呼んで来てくださったのは息子さんらしい若御主人。私はレトロな店構えから熟年御夫妻がやってらっしゃるお店だと思って いたので、ちょっとびっくりしました。それで、ガラスケースの中のパ ンは、素朴さのなかに、創意工夫やお洒落な若い感覚が感じられたので すね。こちらのお店のガラスケースとパンが気に入ったので写真を撮ら せていただいてよいでしょうか?とお願いすると、いいですけど。。と ちょっと恥ずかしそうに答えてくださいました。次に蔵の町並みをぶらぶら歩いていくと、須坂クラッシック美術館、笠鉾会館ドリームホール(須坂の町のお祭りで使われる大きな笠鉾の展 示)などが軒並み休館日でした!どうも木曜日定休のところが多いよう なので蔵の町巡りの際はご注意ください。一昨年、予約して「子べ てぃ」が機織り体験をした「まゆぐら」の前を通りました。今回は行き ませんでしたが町中から少し離れた須坂の豪商の館、博物館「田中本 家」は開館していたようです。また、須坂には他にも世界の民族人形博 物館、須坂版画美術館、臥竜公園など見どころはたくさんあります。臥 竜公園動物園には、テレビでサンドバックのボクシングスタイルで有名 になった赤カンガルーのハッチくんがいます。ハッチくんはこのたびお 嫁さんを公募して目出たく縁談相整い、7月1日が結婚式だそうです。!!!!!町ではハッチ人気にあやかって「ハッチの小袋」というぬいぐるみにに 小袋をつけて、そこにハッチの焼き絵をつけたクッキーを入れたものを売り出しています。そのクッキーは市内の老舗 和菓子店と新聞にも出ていて気になっていたのですが、それは栗中華で 有名な「盛進堂」さんでした。思い出して帰りがけに立ち寄ってぬいぐるみ 無しのハッチのクッキーだけを買っておそるおそる写真のことを訪ねる と盛進堂のお店の方は、快く承諾してくださったばかりか、ハッチのと なりにわざわざ黄緑色の!ハッチのお嫁さんぬいぐるみまで並べてくれて写真を撮らせてくれまし た。それで結婚式の日取りのことも教えてくださったのです。(^o^)蔵の町並みの途中に「信州須坂ふるさと百貨店」という須坂商工会議所 がNPO法人NEXT須坂を設立して、空き店舗を活用して活動 しているお店がありました。そこは須坂の案内、須坂市内の味噌や地 酒、民芸品や工芸品、フリーズドライ商品や、ハッチくんグッズまで 売っていて須坂の情報ステーションのようになっていました。そこで は、たいへん親切に「まえに雑誌でみたのですが須坂に大阪から来たた こやきやさんがあるそうなんですけどどこでしょうか?」といった私のディープな質問!にも電話で確認までして地図をくださって丁寧に 教えてくださいました。(せっかく聞いておきながら今回は行きませんでした。うにゅ。。また次回きっと!)前回買って気に入った須坂の味噌ドレッシングなどなどいろいろ買いま した。古布や余り布で作った「もったいないマイバック」というショッピングバックも売って いて、手作りで400円でした。いろいろな綺麗な模様の布でたいへん しっかりした縫製のものでした。お裁縫が、ぜんぜんまったくほにゃららな私にはそれこそ「もったいない」お値段だったの で選んで桃色の布バックをうれしく買って、収穫品を次々と入れて、ま た出発しました。蔵の町並みの角に「あんだんて」という洋菓子店がありました。ひとり でくらくら歩いていて、お昼に別世界の割烹料理を食べたとはいえ、な にかおやつが食べたくなりましたし、とてもおいしそうなケーキ屋さん です!入ると、おいしそうなケーキや焼き菓子の中にシンプルなオレン ジゼリーが私を呼んでいました。手絞りした生オレンジシュースから 作ったゼリーだそうで、ひとやすみどうぞと店先にベンチがおいてあっ たので、お願いしてゼリーをひとつ、外のベンチで食べさせてもらいま した。生オレンジ味が口の中でぷるぷると広がってとてもおいしかった です。ケーキは取材途中でとても持って帰れないので焼き菓子をいくつか選ん でこれも店頭用のかごに入れて写真を撮らせてもらいました。特に杏の バウンドケーキが気に入りました!モンブランもおいしそうだったにゃあ。。。。(@ケーキはアップルパイとモン ブラン党のわたくし)蔵の町巡りも終盤かと思いながら歩いていると、牛の顔の形の角が酒樽 になったデザインの看板が目に留まりました。見ると「須坂産林檎シードル」「傘鉾ワイ ン」等と書いてあります。店先には「アートの窓」と書かれた蔵造り風のミニギャラリーコーナー まであります。パソコンも林檎派で無類の林檎好きの私は林檎シードルが大好きです。中に入ると、気さくな御主人が出迎えてくださいました。見ると店内に は油絵や版画などの御主人の作品がアトリエのように置いてありました。ワインの試飲やお 茶までいれてくれて、作品を見せてくださったり、ご自分の描かれた傘鉾の絵やまゆぐらの絵 がワインや清酒ラベルになっていました。須坂の町のことやワインのこ と、さらにはギタリストの弟さんや甥のシンガーソングライターの方の 話などほんとうにたくさんお話をお聞きすることができました。つまり「角樽」目印の角田酒店さんは、須坂の町興しをリードするアー トな酒屋さんでした。撮影にも協力してくださいました。そのうえレジ の横にあったアルプスのまごころワインのワイン瓶型携帯クリーナーストラップ も、私が、あ!これは?とつい反応して、お聞きすると(^o^)快くくださいまし た。(ふふ、かわいいのよ)笠鉾ワインのラベルの紙もくださいました!ありがとうございました!!須坂産の葡萄でワインを作るために3年後 を目指してワイン用の葡萄シャドルネの苗を植えたところなのだそうで す。その葡萄の苗も見せていただきました。葡萄の苗など初めて見ました!これが3年でたわわな葡萄棚になって、そこから純須坂産のワインを作り、自分の絵のラベルで売り出す!まさに男のロマンではありませんか!!楽しみですね!!!今、須坂では5月27日から6月5日まで町内じゅうで「節句巡り」というイベントを開催中だったのですが、家には女の子しかしないから、絵に描いてるんだよ。とご自分で描いた五月人形の兜絵も見せてくださいました。そのかわり?3月のお雛祭りの時期は店内が所有する年代物の雛人形やご自分の雛の 作品で店内中がひな祭りになるのだそうです。有名な田中本家の雛祭り 展とはまたきっと違った雛祭りに来年3月はぜひお邪魔してみたいものです。林檎シードルとまゆぐら清酒小瓶等を買っ て、駅に向かいました。さっきのもったいないバックが役立ちました。須坂駅前にはジャスコがあります。帰ろうとした私の目に飛び込んでき たのは、えんじ色の車とパラソルのロマンドーロールの移動販売車でし た。テレビ番組マネーの虎で唯一虎となった天才デザート職人が開発し た手で持って食べられるクレープともケーキとも違う新食感デザートフ ランスロール!この番組は見ていませんでしたが、フランスロールの噂 は聞いていました。長野にはお店がなく、イベントや移動販売なのでなかなかお目にかかれないものなの です。それがちょうど須坂ジャスコの裏の入り口に停まっているではありませ んか!さっきケーキ屋さんであっさりしたオレンジゼリーだけにしてよかった (^o^)と自己判断し、見るとあと11日で松本パルコ等の次の販売場所に移動と書いてあり、 これは買わないと!としばし悩みましたが「ずんだ抹茶白玉ロール」にしました。ジャスコの中のフードコートでおかわり自由200円のコーヒーを注文 してフランスロールを食べました。たしかにクレープの皮とも違うふんわりした薄い生地にずんだ豆あんと 抹茶と生クリームと白玉がぐるぐるとロールされていました。見た目よ り甘さもくどくなくて、ぺろりといっちゃいました。。。(^_^;しみじみ、ダイエットをやめてよかった(よくないけど)です。(^_^;こうして今回の信州須坂 蔵の町くらくら巡りは時間も取材費!も底をついたので終わりました。水無月初日の信州須坂蔵の町くらくら紀行でした。実は須坂にはまだまだ行きたいところや見てみたいものがあるのでまた 次回第二弾があるかもしれません~。乞うご期待!!今回の熱き取材にてまだ未公開の秘蔵写真がたくさんあるので、順次アップしていきますね!みてね!!(^_^)/~