生まれてみたらTシャツ屋

2006/07/10(月)22:01

物欲戦線異状あり、「いま、湖のように穏やかな私。」

怒濤の凄人達(43)

               夏が来て物欲が止まらない。 Tシャツは、自分で作った。 そういえば私Tシャツ屋でしたから。 するとそのTシャツに合わせた物が 芋づる式に欲しくなる。 スニーカーも欲しいし、 バックも欲しい。 うぅ、そんな物欲に流されてしまいそうな自分 これは戒めなくてはならぬと、 この本を買いました。(買ったのか..) 白土三平 フィールドノート。 残念ながら絶版ですが私はアマゾンで中古購入。 ご存知の方も多いと思いますが 白土三平さんはカムイ伝、サスケ等 忍者漫画の多くの名作を描かれた漫画家。 これがカムイ こっちは私の記憶の中のカムイ。 イイ線行ってて、結構嬉しい。(照れ) その白土さんが月刊ラピタの中で連載されたコラム。 それをまとめたのがこの 白土三平フィールドノート なのです。 これを読むと白土さんの忍者さながらの生活力にたまげる。 野に入り海に入りなんでも捕まえる。 そして食べる食べる。 あけび、いなご、モクズガニ、ウツボにサメだってぱ~くぱく。 あげくにベニテングダケも食べちゃう(驚愕) 多分、飛行機がジャングルに不時着した時に 平気で生き残っちゃうのが白土三平さんで すぐエサになっちゃうのが私。 悲しいけどそんな気がする(泣いてなんかいません。) がしかし、そんな私でもこの本を読めば、 2~3日くらいなら生きられるかもしれない気がしてくるから不思議だ。 食べ物だけではなく、 白戸三平さんは生活周りの事は 知恵をしぼり、身体を使い たいてい自分でこなしてしまう。 そして読んでいると そのプロセスを実に楽しそうに行うので、 なんでも買ってすまそうと言う 消費型生活からくる物欲が治まる。 例えば、 今年のスニーカーはやっぱり白でしょ。 きれい目狙いなら久々人気復活のトレトン、 いやいや、もっと狙ってk-swiss なんて時はこのページ    下駄を作る...... 見栄えだけじゃなくライフスタイルも充実させたいよね。 ならインテリアも凝らなきゃ、 ライティングも変えて雰囲気を変えなきゃ。 いまならミッドセンチュリー? 予算が無ければ、今年日本上陸のIKEAで リーズナブルに揃えるのも賢い選択!? なんて時はこのページ    油をしぼる........ 渋い、渋すぎる! 物欲が音を立てて崩れ去ります。ほんとに ここで、一部抜粋。 逆説ではあるが、肉や毛皮を消費するだけの人間よりも、 獣を狩り、それで生活を立てている狩人の方が自然や動物に愛情を持っているものだ。 松茸の味を知る者は、踏んで通ったり、 その林を切り倒したりはしないのも同じである。 食事の前に祈り、日を拝した古人らは、 我々より、自然のありがたさと労働の価値を知っていたのであろう。 なっつ...何も言う事はありませぬ。 海よりも深く反省です。 なんちて、明日にはケロッと忘れて 「なんかカバンいいの無いかなぁ」なんてほざいてる私は やはり、エサになってしまうべきタイプなのでしょう。。。。(涙)                  おわりっ                 久米秀幸 http://kume.jp/ http://jentle.co.jp/ http://t-galaxy.com/ http://t-galaxy.com/news/  

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