カテゴリ:小説
天童さんの作品はいつも辛くなるんだけど、ついつい手に取ってしまいます。
今回は短編集。 人はなぜ愛していても傷つけあってしまうんだろう。 家族でも恋人でもその人を思っていても、その人がどんなに苦しんでいるかわからずに、自分を押し付けてしまったり、そのつもりはなくても追い込んでしまったり。 第三者の立場として、読者として読むとお願いだから、追いつめないでとわかるのに、当事者だとわからないかもしれない。 これはどこかのだれかの話ではなく、いつ自分がこういう状況になってもおかしくないという話だと感じました。 追いつめてしまうかもしれないし、追いつめられてしまうかもしれない。 仕事、家族、いろんな環境でストレスで追いつめられる可能性は誰にでもある。 そんなとき、わかってくれる人がいてほしいし、わかってあげられる人になりたい。 生きていくって難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[小説] カテゴリの最新記事
|