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カテゴリ:本
この著者の方は、旅行作家として大変有名な方のようで、特に、鉄道旅行に関して有名な方のようなのですが、実は、私は初めてこの方の著作を読みました。
読んでみての感想は、うーん、うまいなぁ!の一語につきるでしょう。 この本、駅についてのルポ&旅行記でありながら、写真は1枚も無し!(最後の著者の紹介の所に著者の写真があるのみ)。挿し絵も、最低限の地図がほんの少しあるだけで、あとは文字だけなんですよね。 旅行記というと、こういうところへ行ったんだよ、という説明の写真が入るのが常と思っていた私には大変衝撃的でした。また、旅行記などを読むときにはそういう写真を見ることも楽しみの一つでもありますし。 しかし、この本には写真も挿し絵もほとんどなし。なのに、面白い。そう。すごく、面白いんですよ!どうして、こんなに面白く書けるんでしょう?! 私も、自分のwebページ(本館の方のことです)に、子どもとの旅行記を載せたりしていますが、これがなかなか難しいんですよね。なかなか、読んで貰って面白いように書けないんです。旅行の行程を詳しく書けば冗長になるし、はしょればなんだか分からなくなりそうだし。写真も、なかなかいいものが撮れない。 でも、素人の私は旅行記を書くために旅行しているわけではないので、写真にしてもいつも「旅行記に使えるかな?」と考えて撮るわけではないし、旅行中にどういう風に旅行記を書こうかと文章を考えているわけではない。当然メモなんて取らないし。だから面白くないのかとも思っていましたが、宮脇さんも、本を出すようになった最初の頃は詳細にメモを取っていたそうなのですが、それはほどなくやめて、晩年はメモなんて一切おとりにならなかったそうです(って、この「駅は見ている」の最後の方に書いてあったんですね)。 それなのに、宮脇さんの文章はとてもうまい。面白い。引き込まれます。また、別の著作も読んでみたいな、と思います(^^)。 そうそう、最後に旅行記のサイトで面白いところを紹介しますね。 秘境駅へ行こう! このサイトの作者様も旅行記の書き方がうまいです。宮脇さんと違って、どちらかというと笑わせて貰うことが多いですが(^_^;)。オススメサイトです(^^)。 テーマも、面白いですよね。実は、文庫本も持っていたりします。また、7月に続編が出るようなので……買っちゃおっかな~。あはは(^_^;)。 今日、この日記でリンクを貼るために久々に覗いたら、ページが更新されていて、北海道の「美々駅」が追加されていて思わずパソコンの前で叫んじゃいました(^_^;)。とゆーのは、3月に北海道に行ったときに、「美々駅」はスーパー北斗で通過しているのですが、その時は秘境駅目的の旅行ではなかったので、全く!気がつかなかったのですね。帰ってきてからチェックして気づいたんですけど、その時はルポは載っていなかったのでちょっと寂しい思いをしたのですが(何で?(笑))、今回ページに載せられていました(^^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.09.06 23:04:22
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