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テーマ:小学生ママの日記(28656)
カテゴリ:子ども
ウチの市では、4月の学級編成の際には1クラス40人がマックスとなっています。ウチの息子が通う学校では、4月当初1年生が79人(もしくは80人)で、1クラス約40人の2クラスでした。
その後、夏休み明けに転校生がぽつぽつとあり、11月現在、1年生は83人になりました。しかし、現在もクラスは2クラスのままです。このことについて、10月中に臨時保護者会などが開かれ学校側から説明やアンケートなどがありましたので、自分自身の記録として、ここに書き残しておきたいと思います。 1年生が一クラス40人というのは、担任からしても親からしてもちょっと多いんじゃないかな、と思います。まぁ、少なければ良いってもんでもありませんが、教室も狭くなりますのでそういう意味でも環境は悪化しますよね。 ここでまず、県と市の考え方としては、一クラスが40人を越えた場合、年度途中のクラス再編成は認める方向のようです。しかし、1学年の増加が数名の場合は、新たに教師を派遣することはしないそうです。じゃあ、どのくらい増加したら新しい先生を送って貰えるのかというと、一クラスがいきなり46人くらいになっちゃうくらい急激に一クラスの人数が増加した場合だそうです。今回の息子の通う学校のように増えたのが一クラス1~2人程度では、新しい教師を送ることはしてくれないそうです。 じゃあ、どうするかというと、クラスを再編成することは構わないので、再編成してクラスが増えた場合は、学校内で教師のやりくりをしなければなりません。しかし、余分な先生というのはいませんので(現在はこの辺が大変厳しくなっていて、昔のように生徒の人数を多少水増しして年度初めに一人くらい余分の先生を確保しておくと言うことができなくなったのだそうです)、現在高学年で音楽や家庭科を専科で教えている先生に、専科をやめて1年の担任になって貰うしかないそうです。 10月の初め頃に、1年生の人数が82人になったことによる、このクラス再編成についての説明会がありました。その時に、上記のような先生のやりくりの話がありました。 その後、1年生の保護者全員にアンケートが配られ、クラスの再編成に賛成か反対かどちらともいえないか……を書かされました。これについては、前にもちらっと書きましたが、私はどちらでもないでアンケートを返しました。提出率はほぼ100%でした。 アンケートが集計されて再度保護者会がありました。前回の説明会の時には、ここで、保護者と先生方とで話し合いをして、再度決を採ってクラスの再編成をどうするかを決めるのかと思いきや、なんと、ここではすでに学校側で決めたことを説明するだけ……でした(^_^;)。しかも、校長先生ってばひっぱるひっぱる(^_^;)。 あ、ちなみに、アンケートの結果は、賛成、反対、どちらともいえないがほぼ均等で、反対が4票だけ賛成を上回っていました。 結果、今現在クラス再編成は行われず、今年度中にはもう行われない予定です。 たぶん、学校側は賛成が圧倒的多数でなければクラスの再編成をするつもりは無かったと思います。なんとなく、そんな雰囲気が漂っていました(^_^;)。 とーこーろーがー!つい、先日、またもや転入生があったのですね。私は、説明会の時に、校長先生が1年生の人数を82人というのを聞いて、ちょっと、あれ?って思ったんですよね。1年生は最終的に83人になるという話を耳にしていたので。でも、学校側は何も言わなかったので、あれは勘違いかまたもや単なる噂だったのかな?と思いました。 が、やっぱり転入生はありました。 もし、学校側が説明会の時点でこの後もう一人転入生がありますよ、と言ってくれれば、もしかするともう少し違う結果が出てたかもしれません。もし、学校側は転入生があることを分かっていて隠していたのなら、それはちょっとずるいやり方じゃないかと思います。まぁ、この辺りは、確認したわけではないので定かではありませんが……。 しかし、今回のことで私が一番おかしいと感じたのは、クラスの再編成はしても良いけど、新しい教師は送らない……という市の態度です。 ほんの数年前まではクラスが再編成されれば新しい教師が送られてきたそうです。それが、小泉首相の進める改革によって「教育も聖域ではない」とかなんとか言って、教育予算がかなり削られてきているようなのですね。なので、県は年度途中ではよほどのことがない限り新しい教師を送らないし、市もそれに追随しているというわけです。 でも、おかしいでしょ?クラスの再編成はOK。でも、教師はいないよ……って。教師がいなかったら、誰が生徒を教えるの?? 私は、自分が現在児童福祉に関わりのある仕事をしているので、今回の件に関しては、学校よりも市に対して強く不満というか憤りというかそういうものを感じます。 自分の仕事に関しても、子どもがないがしろにされているなぁと感じますが、子どもが小学生になっても同じなんだなぁ、ととてもがっかりです。 私が住んでいる市は本当に子どもに対して冷たいし、子どものことを考えていないし、子どもをとりまく実情というのが見えていません。しかも、相変わらず仕事はとろいです(-_-;)。 ウチの市の、就学前の子供たちへの扱いのひどさというのも書こうかと思ったのですが、ちょっと、もうパワーが無くなってしまいました(-_-;)。ので、割愛します。 しかし、こんなに市民に対して何もしてくれない市なのに、どーしてみんなココに引っ越してくるんだろうね?市の人口が減らないのってすごく不思議です。全国的には少子化でも、市には少子化なんて関係ないから子どもに対する施策は後回しに成っちゃうんでしょうね~。批判の大きい部分だけ小手先でなんとかしようとして、当事者以外にはあまり見えない部分はぎりぎりと締めてお金も出さないようにしよう……っていう感じですね(-_-;)。 なんか、公立の学校のこういう現状を見てしまうと、学業以外の部分でも私立の学校へ通わせる事への利点が見えてきてしまいます。もう、今更私立の小学校へ編入させることは無理だけど、中学は本気で受験を考えた方が良いかも……と思っています(-_-;)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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