いろいろ……モータースポーツ観戦記…の、ようなもの

2005/08/10(水)12:34

『朝鮮民族を読み解く』古田博司

本(194)

最初に出版されたのは1995年と約10年前で、今年に入ってから、ちくま学芸文庫から文庫化されての出版となったようです。 中身は、特に改訂はされていないと思いますので、部分的に古い部分があると思います。しかし、それでは現実の時間に追いつかないので、最後に、今の韓国・北朝鮮を見て、執筆当時から変わったと思われる部分が解説されています。 韓国・北朝鮮。 興味あるような~、無いような~、という感じで、好きでも嫌いでもない、でも、どっちかというと嫌いな国って感じ。 嫌いって言うと、日本語としては強すぎるでしょうかね。そこまで強い感情ではないです。あまり関心がない……というのが正直なところかな?でも、多少は興味があるからこういう本を読むのですが……。 この本を読むと、韓国人の行動の元になる考え方というのが、よく分かります。は~、なるほどね~。それは日本人とは全然違うわね~。 ウリとナムとか、労働蔑視とか、序列社会とか考え合わせると、韓国が資本主義社会として日本に追いつけない、追い越せないのは当然だって思うし、日本への謝罪と補償の要求にしつこくがんばるのも、うなずけます。労働しないでお金が貰えるとなれば、そりゃ~、がんばるよね(^_^;)。日本人には、人から施しを受けるのは恥ずかしいこと、という考えがありますが、韓国にはあまりそういう考えはないようですね。富める者が貧しい者を養うのは当然という考え方があるようですね。 ただ、やはり、その辺は韓国もだいぶ変わってきていて、今は一緒に食事をして割り勘にするし(昔は割り勘は無かったのか!?ちゅうのも驚きだけど)、労働蔑視も薄まってきているようですね。なので、中産階級が産まれてきている……と。 中産階級が無かったって言うのも……、びっくりですが(^_^;)。 隣の国とか、近しい国とか思っていても、以外に知らないものですね。ま、日本人は他者に対しては無関心だからね(^_^;)。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る