ネズミの家族が主役の割には、結構現実的な内容の多いシリーズですが、この『あきまつり』はちょっと幻想的。全体的に赤っぽい色使いなのですが、ろっくんがみつからなくてみんながだんだん不安になってくると、少し、赤みが消えて、自然な感じで画面が緑や青っぽくなっていく。演出がうまいです。
細かいところまでよく描き込まれている絵本なので、子どもと一緒に隅々まで何が描いてあるか見ながら読むと楽しいです(^^)。
このシリーズは、この『あきまつり』で全部揃ったかな。
我が家では、子どもも私もお気に入りの絵本です(^^)。