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カテゴリ:仕事のこと
私が住んでいるあたりでは、震度5強ということでした。
地震発生当時、私は仕事中。息子は学校でした。 私の職場は子ども関係なので、地震発生直後は自分のことよりも職場で預かっている子どもたちの安全などが最優先です。 しばらく室内で様子を見た後、すぐに避難場所へ行けるように全員で職場のあるビルの1Fで待機し、とりあえず避難場所へ行くほどではなくなってきたので、職員を子ども対応と室内の片づけ係に分けて、ある程度室内を片づけ、靴のまま子どもを室内に入れ、すぐに帰れるように準備して、ある程度落ち着いてはじめて、自分の自宅に安否確認ができました(^_^;)。 自宅と職場は徒歩30分程度の距離で、私は職員の中では比較的近距離です。最寄駅前の職場は停電したので、自宅も停電していれば自宅の電話は使えないと思い、同居している私の両親の方の固定電話に掛けてみると、その時はつながり両親の安全は確認。息子はまだ学校にいるとのこと。まぁ、学校にいるなら大丈夫でしょう。徒歩5分で近いので、すぐ帰ってこられるし、引き取りが必要なら連絡があるでしょう。 会津若松に単身赴任している夫にも電話してみましたが、こちらはつながらず。メールもケータイと会社とショートメールとしてみましたが、どれも返信なし。でも、まぁ、夫は大人だけの職場で自分のことだけで動けるので、大人なんだし連絡待ちでもいいか、と思いました(^_^;)。 しばらくして、学校から帰宅した息子から電話。なんとなくノーテンキな感じで自宅&学校は特に被害はない様子が伝わりました。学校から帰ってきたら接骨院へ行くために駅前に出てくる予定でしたが、それは中止して自宅で待機しているように言いました。うちは、じじばばがいるので、一人ではないので私は引き続き職場での対応。 預かっているお子さんたちの親御さんたちに電話をしてみますが、通じません。 駅前は電波の状況が本当に悪いみたいで、掛ける方はほぼ100%ダメでした。 そんなことをしていると、義弟から安否確認の電話。ほどなくして義母からも安否確認の電話。両方に、夫にはこちらからも連絡はつかないことを説明。義母も義弟も東京都下にいるのですが、こちらは震度5だったと言うとびっくりしていたので、東京都下はそんなにゆれなかったのかな?? ちなみに、後で震度を見たら会津若松も震度5強で私がいるところと同じ震度でした。まぁ、福島県は沿岸が津波で被害を受けているし原発のこともあるので震度が同じでも同じようには語れませんが、こっちが生きていれば夫も生きているだろうと思っても大丈夫そうな感じです。 先に自分の状況を書いちゃいますが、6時半ごろに職場を出て7時ごろに一旦自宅に戻りました。駅前は停電でしたが、自宅は停電していませんでした。駅前は停電の影響でコンビニも商店もすべてしまってしまい何も購入できない様子。でも、自宅付近はコンビニも普通にやってました。なので、職場に電話して必要なものを確認。買っていくものはなかったけど、お米を炊いて持っていきました。余震は続いていたし、こっちもいつ停電になっても驚かない状況なので、ちゃんと炊けるかドキドキしましたが、大丈夫でした(^_^;)。 家に帰ったら、息子はのんきにテレビ(録画したアニメ)を見ていましたΣ(・ω・;|||。職場との状況の落差に…( ̄_ ̄ i)。 まだ、余震が続いていたので息子も職場に連れて行っていっしょにいた方がいいかな、と思いましたが、停電していて何もできないし、退屈して騒ぎ出すと面倒だな~と思い、話し合って自宅待機しててもらいました。 子ども、大きくなってて良かったです(^_^;)。もう少し小さかったら、息子へのフォローがもっと面倒だったと思います。 息子は、マンガ読んだりしてたみたいですね。余震はあったので少し不安はあったと思いますが…。 で、職場での状況ですが、災害時は「171」を使うと保護者には説明していたのに、実際に「171」を使おうとしたら使えませんでした!まず、ケータイからでは「171」に繋がらない!繋がらないことにはどうしようもないというか。 停電になってしまったので、固定電話はつかえなくなりました。 ケータイは、電波の状況が悪くて電話を掛ける方は100%ダメ。メールはかろうじて送れました。メールアドレスがわかる保護者には、メールで状況を伝えました。電車が止まってしまい、帰宅難民は出ていましたが、被災地ではないのでかろうじてメールが使えたのは助かりました。 職場のパソコンはノートなので、停電になってもバッテリーで動いてましたが、モデムがダウンしていたのでネットにつなぐことはできませんした。 自分のネットブックを持っていたのですが、駅前ではWiMAXに接続できず。うーん( ̄_ ̄ i)。 実は、4月末でケータイのウェブ機能を解約して、ネットブックを持って歩こうと思っていたのですが、こういうときは使えないっていうのは、どうなのかな~。もちろん、被災地だったらケータイもダメなんだろうけど…。 そして、やっぱり、子どもを持って働くことを考えたら、職場は近い方がいいですね。職場が近い親御さんは、こちらが何も言わなくてもすぐに迎えに来られていましたが、歩ける距離ではないところにいる、もしくは職場環境的にすぐには帰れない状況の親御さんは、本当に本当に心配だったと思います。お子さんも、地震発生からずっと緊張し続けで、ずっと泣かずにがんばっていたのに、親御さんの顔を見たら泣いてしまったり、トラウマにならなければいいなーと思います。 あれ?夫のことは書いたかな。 夫からは、ちょうど私が自宅に一時的に帰ってきているときに電話があり、無事が確認できました。ただ、通信状況はこちらより悪いみたいで、公衆電話からの連絡でした。 今回、通信状況が悪い中で自分も安否を確認される側になって感じたことですが、大人同士で、すぐに安否の確認をしなければいけない状況でない場合は、ある程度事態が落ち着くまで安否の確認はしない方がいいのかな、と思いました。 無事かどうかすぐに知りたいのはわかるのですが、安否確認のためだけに電話をかけ続けるのはやめた方がいいですよね。 今まで、こちらが何でもない場合、すぐに被災地に安否確認の電話を掛けたりしていましたが、これからはやめようと思います。被災後すぐに死亡したりしていれば、ニュースで名前が流れますしね。行方不明だったとしても一般人にできることは限られているし。 結局、義弟や義母がしてきたみたいな安否確認の電話が回線をふさぐので、保護者に情報を流したい私たちが「171」を使えなかったりするわけです。遠方であれば遠方であるほど、電話がつながるまでかけ続けるんじゃなくて、一回かけて掛からなければ、時間を(できれば1日とか2日とか)置いて掛ければいいんじゃないかな? 一緒に住んでいるわけでもなく、安否を確認したところで特に何ができるというわけでもない相手なら、1日後2日後の安否確認でも問題ないよね。被災地だったら、1日後2日後でも通信インフラが復旧してないだろうから、もっと後でもいいかと。冷たいと言われようと、今後はそうします。焼け石に水かもしれないけど、そうする! 長文になってしまったので、とりあえず今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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