2008/06/26(木)13:58
梅雨の晴れ間に「シャガール展」に行ってきた
先日、梅雨の晴れ間にシャガール展に行ってきました。
シャガールの絵画などを、こんなにたくさん、一度に見るのは
初めてかもしれない。
並べて見て初めて分かることも、たくさんあるんだと実感しました。
ちょっとだけシャガールに対する意識が変わったような気がします。
シャガールの絵は、ちょっと見ると空想画のように
思えるかもしれません
でも、シャガールのそれぞれの画にはちゃんと題材があり
ある意味とてもリアリズム的なのです。
そして、空を飛んでるような絵も多いのですが、
不安定感ではなく浮遊感を感じるのです。
よく考えてみると、なぜ「空を飛んでる」と感じるのか
それは、浮遊している人物や物などの、下の部分に
必ずといっていいほど、町の風景が描かれているからなのです。
また、この町の風景が、ある町、ある日、ある日常
を現していて、空想や抽象ではなく、現実感を感じさせるのでしょう。
今回の展覧会は、展示作品数もとても多く
「ユダヤ劇場への誘い」(284.0×787.0)という
巨大な作品も見ることもできます。
場所は岡崎市美術博物館(2008/7/13まで)です。
ここは、高台の公園の中にあり、とても気持いいところですよ。
機会があれば、是非訪れてみてください。
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↓「街のうえで」これの本物が見れます(とても綺麗です)
*もし実物をみたら→この画の塀の前の小さな人に注目!何かしてます^^
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