2006/07/26(水)08:55
パーソナルスペースとは?
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皆さん、こんにちは。最近、運やツキは自分で運んでくるものだと真剣に考えているものです。今回は久しぶりの心理学のお話しでも。昨日、4時間ほど勉強しに図書館に行って来ました。別に家でやってもいいのですが、家だといろんな誘惑もあり図書館の方が僕の場合は集中できるようです。
その図書館、机は横長に長い机で、きちんと詰めれば8人が一列に座るように配置されています。でも、机は各椅子を1つずつ飛ばして4人で使用しています。確かに各席を全部つめてしまうと、本を読むスペース位しか確保できずに勉強できる程のスペースがないのですが、面白いのはその机の上の作業領域が全員が均等ではなく人によって違うのです。そしてその境界には筆箱や本を置いて境界線を引いているのです。
この各人の領域はパーソナルスペースと言って「これ以上自分の領域の中にはいってこないで」と言う無意識のなわばりの意思表示です。このパーソナルスペースは人によって、その大きさが違い性格が内向性が強い人ほど距離を大きくとります。逆に言えば、そのスペースで人の性格も少しわかるのです。
またアメリカ人より日本人、子供より大人、女性より男性の方がそれぞれこのスペースを広くとりたがるそうです。電車の座席の埋まり方も、この座り方は同じで、結局は満席になっても端から座っていく人は少なく両端→真ん中と言う順に埋まっていきます。
こんな事で思い出したのは、まだ十代の頃。友人数名と温泉に行ったとき。僕の友達が1人で共同温泉にはいりに行きましたが、やたら長く温泉から返ってきません。のぼせて返ってきたので「どうしたの?」と聞くと自分が温泉にはいっていたら、「広い温泉で空いているのに自分の隣りに50代のおっさんがはいってきた。だから意地でおっさんがでるまでつかっていた。」と言うんです?
彼は今でもつきあいがある友人ですが、性格はどちらかと言うと内向的。彼にとってのパーソナルスペースは広いのです。そのスペースにはいってきた50代のおじさん(恐らく外向的な性格)は、パーソナルスペースの狭い人だったと思います。だから、僕の友人が嫌悪感をいだいているなんて全く知るはずもなく、普通に隣りにはいってきたのです。
そこでなわばりを侵された彼が意地になってお風呂からでなかった。(この意地がよくわかりませんが・・)うーむ・・・なんてくだらない話しと思いきや案外、日常の生活でも電車内、図書館、映画館でもこういった見えない攻防は繰り広げられています。「何故、空いているのにここに?」なんて皆さんも思ったことはないでしょうか?
そういった時は相手が外向的な性格で、自分よりパーソナルスペースが狭い人だと考えれば、嫌悪感を無くすことができるかも知れませんね。ではでは、今回はこの辺で!
by CHA茶ジェントルマン