2007/05/24(木)18:24
笑わせようとしている話
笑わせようとしている話
サイトの進行がいぜん遅れている・・・もう、こうなってくると人間って開きなおってしまう
のです。協力していただいた方にはただただ謝るしかありません。(本当にすみません)
こういう開き直ったときには、つまらない話しではなく、新カテゴリ「笑わせようとしている話」でも書きます。・・・これ、スベらない話のパクリ版です。
第1回目「会議が始まると眠る上司」
会社勤めしていた頃、毎週月曜日の午前中にセクションの全体会議がありました。
約30人が参加する会議で、コの字で机を並べ、中央には統括本部長が陣取り、そのわきには2人の課長が並ぶような座席の配列です。
その中央に座る1人の課長は、年齢で言うと50代後半・・・他の企業から天下りしてきた、どちらかと言うとこの企業では戦力としてあてにされていない人間だった。こんな人は、どの会社にもいるわけで2:6:2(左から会社に大きく貢献している人、普通に貢献してる人、会社に支えられている人)の割合の1番右の駄目な2割に属する人かも知れません。
この会議は、建築系の会議なので専門用語が飛び交うことがメインになる。
「どうしたら構造計算をクリアしやすくなるか?」と言う風な、こんな会話がメインになります。ところが、この天下り課長は、他企業でも建築経験は一切ないので、会議の内容はチンプンカンプンなのです。
この時点で課長と言うのが大きく問題なのだが・・・汗。
だから、始まって10分も経過するとお約束の睡魔が襲ってくるようで、20分も過ぎた頃には、
会議どうこうではなく「起きれてるか?眠るのか?」・・・この自分のと戦いが始まるのです。
毎週のことなので、これが始まると我々下っ端は「また、始まったよ。寝るよ・・いや、今週は頑張れるよ」なんて小声でひそひそとなる。しかし、ある日、他企業の大物専務がこの会議に出席することになり、皆、いつもより緊張感が走った。この天下り課長は、その専務の横の席についた。専務が熱く熱弁をしだしたとき!事態は大変なことになった!
この課長に、いつもの睡魔が襲っているのだった。しかし、まだ、専務は気づいていない・・。僕は「起きろ!」と心の中で叫んだ!天下り課長も、今日だけはマズイことを自覚しているようだ。睡魔へ必死な抵抗をしている。僕は「起きろ!」と心の中で叫びつつ、少しだけ、この展開を面白く感じてきてきた。
専務の横にいる天下り課長の首が左右に揺れ始めた・・・こっくり・・・こっくり・・・「はっ!」と言う体制を何度もくり返している。この攻防戦についに終止符のときが来た。課長は睡魔に負けたのだった。専務が熱く熱弁している横で、何と、この専務の肩に寄りかかってしまったのだ。専務の顔はみるみる真っ赤になり怒り狂った!
「あんたは俺の横でずっと寝てたのか!」
・・・この日の会議はこのおかげで1時間も延長した。
その後、この課長への処罰は、本日参加した専務の所属する企業への出入り禁止となってしまったのだった。しかし、翌週の会議・・・何事もなかったように天下り課長の睡魔との戦いは続いていた。その日も睡魔に負けた・・。この日で0勝18敗だった。おしまい!
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