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2010.07.02
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カテゴリ:ビジネスの王道!

人には二種類のタイプがいると思うのです。
自分の非を認め反省する人、非を認めずにその場を上手くすり抜ける人。

当然、前者でありたいと思う人は多いはず。
でも、実際には前者のような人はなかなかいません。

特に、後者が体に染み付いている人は、本能的に自分に非があることがあれば、最初にする作業は、自分の非を上回る論理を作り出すのです。

例えば
「会社で朝、大事な打合せに遅刻をした」

当然、悪いのは自分なのですが・・・

●都合の良い要因分析
1.昨日は遅くまで仕事をしたからだ。
2.こんな遅くまで仕事をさせる会社が悪い。
3.だから、自分は悪くない

こんな具合で、自分の非を正当化できる部分で非の原因をとめるのです。


ですが、本来は原因をもっと深く検証するとこうなります。
3.遅くまで仕事をする会社を選んだのは自分
4.明日、大事な打合せがあるとわかって、残業したのは自分
5.目覚ましを3.4つかけなかったのも自分

結局、3.4.5はすべて自分で判断したこと。
つまり遅刻の原因は自分です。

でも、都合良いところで、その原因を止めてしまえば、自分はいつでも100戦100勝できるので、その瞬間的な自分に安心できます。

ですが、仕事の質があがればあがるほど、こういった行為を見抜ける人ばかりになります。
つまり、瞬間的には安心できるのでしょうが、結果的には自分の価値を自分で下げているのですね。


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Last updated  2010.07.02 06:02:38
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