昨日、深夜勤の明けでアルコール性痴呆(認知症)のジィさんが退院した。
退院とはいえもっと老人な精神科へ転院しただけなんだけどね。
今まで我が病棟ではこのジィさんが一番手のかかる患者だったけど
可愛げがあったのでみんなの人気者だった。
でもここじゃ、アルコール性痴呆の患者には
とくにコレといって効果的な治療法もない。
そこで転院となったわけだ。
そして今日の準夜はそのジィさんのいない病棟。
予想どうり本当に時間が長く感じるほど平和である。
特別あのジィさんが手のかかる患者だったわけではないんだけど
その存在がなくなった時に感じる物足りなさのような感覚は大きい。
でも患者数は定員より4人も少ない。
今度はどんな患者が入ってくるのやら・・・。
「長続きしないから平和と言うのだよ。」
なんてガンダムちっくに言ってみたくもなる。
さて、僕と交代で深夜に入ったらいがー殿はどんな夜を過ごすのか?
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Last updated
Jun 26, 2005 11:44:36 PM
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