夜勤明けだったけどまやを連れて三宮へ。
オーダーしてから3ヶ月後、やっと結婚指輪の原型ができたとのこと。
全然デザイン画と違ってて3回ほど作り直させたらしい。
そんな話を聞いてたので期待と不安が入り交じる。
実際に店を訪れて目の前に出されたのはエメラルドグリーンの
ワックスというロウで作ったモデル。
お話によると、これを石膏で型をとって外から加熱して溶かす。
溶けて流れた後にできた空洞に地金を流し込んで指輪を作るらしい。
つまり、指輪を作るためのベースとなるものではあるが
そのためには自分が消えゆく必要があるのだ。
なんだかきらびやかな完成品と違って地味なモノだけど
指輪を作るためには大切で必要なものである。
でも完成させるためには自分が消えなくてはならない。
なんとも儚く悲しい存在である。
まだ自分たちに子供はいないけれど
親子もこんな関係なのかもしれない。
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Last updated
Aug 19, 2005 08:07:48 PM
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