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カテゴリ:ペット
何も食べられない状態とはいえ何らかの方法で栄養は摂らなくちゃいけない。 でも、さすがに毎日というのは仕事や子供を抱える僕らには無理。 そして刻々と近づくルナの最期に最も負担がないように・・と。 だから勤務のスケジュールを考慮して2日おきに獣医へ連れて行って 点滴を受けて体力と食欲の回復を待とうとした。 ところが今朝、犬小屋から出て来たルナは明らかに腰が下がっている。 ガレージへの壁をまたぐのがやっと。 車の中でも暴れたりすることはおろか立っていることもできない。 そんなルナを動物病院へ連れて行った獣医さんのコメントが 点滴も半日分ほどの水分を補給するくらいにしかならず、 もう打つ手はなく、点滴を打たれながら動物病院で息を引き取るくらいなら 安楽死か家族と共に最期の時を迎えるかのどちらかだと。 もちろん今のルナはもだえ苦しんでいるような様子はなく、 僕は後者のほうを選びました。 とはいえ、最後の挨拶を獣医さんと助手さんにしようとした時は さすがに声が詰まってしまいました・・・。 帰宅する前に自宅のまやへ電話を入れます。 事情を報告してダイニングでルナを看るから準備をしていて欲しいと。 ガレージに車庫入れしてからすぐに敷布にくるまったままじっとしているルナを ダイニングに上げてちょうどガレージに置いたままにしてた ホットカーペットの段ボール箱をガムテープで補強して敷物を入れてルナの寝床に。 もう全てが想像できませんでした。こんなルナを・・・。 それだけに死期の近さをイヤでも実感してしまいます。 気の利くまやがペット用の脱臭ウェットシートを買っていてくれたので 僕がルナの体を拭いてたらみっちぃも一緒になって拭き始めた。 でも、良い子にしてたのはそれまでで、あとはひたすら室内にいるルナに大喜びしたのか ずっとルナの名前を叫んでは興奮状態だった。 ・・これじゃかえって室内のほうが休めないかも。 とはいえ僕が準夜に出勤してた間もルナが吠えたら様子を見に行ったり、 耳の感触が気持ち良いのか頬ずりもしてて、 下痢と嘔吐があった時はやはり一緒になってウェットシートで拭いてくれたらしい。 みっちぃにとっては遊びの延長だったかもしれないけれど、 こうやって動物や他者を労る気持ちをこのまま育んでいって欲しいものです。 僕が帰宅したらルナはさらに弱ってて、呼吸も早くて浅い。 さらに時々苦しそうな鳴き声を断続的にしている。 そして昼間からやはりほとんど寝てはいないようだ。 確実に近づいてきてはいるけれど、それがいつになるかはわからないという気分的に長丁場。 飼い主として最後の務めが始まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 24, 2009 05:15:54 AM
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