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2007.10.11
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カテゴリ:日常
先日、なんとなくTVを視ていたら、面白くて終りまでみてしまった番組です。

「宇宙はどんな形をしているのか数学で証明」とか、「マゼランが地球一周をして元の場所に戻ったから地球が丸い(球)とされたが、球じゃなくてドーナツ型であっても一周できてしまうので丸いことの証明にはならない。数学的に地球の形を証明するには」とかやっていたので、興味をもって見始めました。

100年間誰も解けなかった数学の難問(=ポアンカレ予想)が、昨年証明されたそうです。
2000年に「ミレニアム懸賞問題」とされ100万ドルの懸賞金がかけられている7つの数学上の未解決問題があるのですが、これはその1つでした。
また、アメリカの科学誌「サイエンス」の「2006年の科学的成果トップ10」の第一位に、この「ポアンカレ予想の解決」が選ばれたそうです。


そして、ここからがオカルトぽくて面白いんですが・・・

その証明を果たした天才数学者グレゴリ・ペレリマンは、数学界のノーベル賞とも呼ばれるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、行方をくらましてしまうんですな。
どうやら、以前は明るい社交的な性格であったのが、この難問の研究に携わった途端に研究室に閉じこもって誰とも話さなくなり、性格が変わってしまったらしい。そして論文をインターネット上に発表した後、研究所を辞めて無職になり、今は好きなキノコ狩りをしてブラブラしているらしい。
番組では、彼の昔の数学の恩師が、彼の家の近くまで行って、ようやく携帯電話がつながって会おうと話をするが、嫌がって会わない。
番組では、何故そうなったかは解明されない。

そして、ポアンカレによって予想されてから、これまでの100年間の間にも、この難問にとり憑かれた数々の数学者が研究に没頭し、体を壊して死んでしまったり、危うく家族に支えられてなんとか命を保ったりと、なんだかピラミッドの呪いの様なんですよ。

番組内容は、こんな感じ。(NHKのHPより)
「宇宙に果てはあるのか?宇宙は一体どんな形なのか?
人類が長年、問い続けてきた謎に大きく迫るヒントが去年見つかった。
百年もの間、誰も解けなかった数学の難問「ポアンカレ予想」が証明され、宇宙がとりうる複数の形が初めて明らかになったのだ。
世紀の難問を解いたのはロシアの数学者グレゴリ・ペレリマン(40)。その功績により、数学界最高の栄誉とされるフィールズ賞の受賞が決まったが、彼は受賞を拒否し、数学の表舞台から消え去ってしまった。
その真意をめぐってさまざまな憶測を生んでいる。「ポアンカレ予想」にはこれまで、幾多の天才たちが魅了され、人生のすべてを賭けて挑み、そして敗れ去ってきた。ペレリマンがその栄誉に背を向け、失踪したのはなぜか。そもそも数学者はなぜ難問に挑み続けるのか。番組は、ポアンカレ予想が解けるまでの百年にわたる天才たちの格闘のドラマを追い、ともすれば取りつきにくい純粋数学の世界と数学者たちの数奇な人間模様を描いていく。CGと実写の合成を駆使し、“天才の頭の中”を映像化する知的エンターテイメント番組。 」(NHK BSハイビジョン)

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2007-10-01&ch=10&eid=25723


でも何故、性格が変わったり、体を壊して死んでしまったりしたんでしょうね。
ペレリマンが人に会わなくなったのは、もしかすると最近話題のうつ病かもしれませんね。来る日も来る日もあまりの難問に対し脳のエネルギーを使い果たして。
そういえば、ニュースで「小学生10人に1人がうつ傾向」とかもやっていました。現代の生活には、何かそうなりやすい要因が隠されているのかもしれないとも思ったり。


再放送されたら、是非見てみてください。





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最終更新日  2007.10.11 07:21:10
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