インフルエンザ流行入り 新型インフルエンザはまだだけど、中国が要注意らしい
インフルエンザ患者が全国で増加し、本格的な流行シーズンに入ったことが国立感染症研究所の調査で17日、分かった。昭和62年の調査開始以来3番目に早い時期での流行入りとなり、過去10年では昨年に次ぐ早さ。流行のピークは例年、1月下旬から2月上旬で、厚生労働省は「今からでも間に合うのでワクチンの接種や手洗い、うがいなど予防に努めてほしい」と呼びかけている。 感染研によると、12月7日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者は7707人で、前週の3911人から大幅に増加。医療機関1カ所当たりの平均では1・62人となった。感染研は1カ所あたりの報告数が1週間で1人を超えると「流行開始」と判断する。産経ニュースより今日本で流行っているのは、既知のインフルエンザ、言ってみれば従来型インフルエンザですね。罹るとかなりの高確率で死ぬといわれる「新型インフルエンザ」ではなく・・・「新型インフルエンザ」についての状況は、今のところ「現在、日本国内で、ヒト-ヒト感染による新型インフルエンザ発症に関する情報は出ていません。」とのことです。どうやら「新型インフルエンザ」とは「H5N1鳥インフルエンザ」っていうのが鳥の間で流行ってるうちは、「まだ」良いんですが、何かの拍子にウイルス突然変異か何かで人間にうつることがあって、そうなると結構高い確率で人が死に、さらには、その人から他の人へうつる「ヒト-ヒト感染」型になってしまった場合にはもう完全にヤバイそうです。日本では、「新型インフルエンザ」で人が死んだという話はまだ今のところ聞いていませんが、外国ではこんな感じで以下の通り今月に入ってからもH5N1鳥インフルエンザが発生したり、人に感染して死んでます。もう既に意外とヤバイ感じですね。- 2008.12.17 バングラディシュで2件のH5N1鳥インフルエンザ(家禽類)が発生。(OIE)- 2008,12,16 エジプト保健人口省がH5N1のヒトへの感染(2008.12.8発症)を報告。罹患者死亡(WHO)- 2008.12.12 香港で1件のH5N1鳥インフルエンザ(家禽類)が発生。(OIE)- 2008,12,12 コロンビア保健省がH5N1のヒトへの感染(2008.11.28発症)を報告。(WHO)- 2008.12.11 インドで新たな8件のH5N1鳥インフルエンザ(家禽類)が発生。(OIE)- 2008.12.9 インドネシア保健省が新たな2件のH5N1のヒトへの感染(2008.11)を報告。1名死亡。(WHO)世界地図で感染状況を見るとこんな感じなんですが、この「ヒトへの感染」で派手に赤くなっている中国、日本の隣の国、中国が・・・ぼやきくっくりさんのブログ「「アンカー」中国発?新型インフルエンザとチベット」によるとなんと基本的にWHOの調査団を受け入れていないので実態が分らないそうです!現在のWHO(世界保健機関)の事務局長は中国人であり、中国に調査団を出すようなことは、全然テーブルの上に載ってこなくなっているという状態らしい。「複数の厚生労働省の幹部によると、『新型インフルエンザのパンデミックが中国から始まるかもしれない』」という状況らしいのに・・・関連 ・レコード・チャイナ 12月18日 <鳥インフル>10月末から鳥が大量死、値段下げそのまま販売!―江蘇省もしも、新型インフルエンザが発生したら、潜伏期間は1~3日程度であり、その間にも他人にうつる可能性が高いそうです。ワクチンは、新型ウイルスが発生してからでないと作れなくて作製期間は6ヶ月もかかるらしい。となると、「日本国内で、新型インフルエンザが発生した」という情報が流れたら、とりあえずは会社も学校も休んで最低でも2週間程度は自宅にこもって外出しないようにして、爆発的な感染(パンデミック)を防ぐことぐらいしか術はないらしいです。2週間分程度の水と食料の準備と、新型インフルエンザの最新情報の入手ぐらいはやっておいた方が良さそうですね。新型インフルエンザが発生して、日本にはヒキコモリと寝たきり老人しか生き残らなかったなんてこのとのないように・・・