テーマ:カメラ・・・四方山話(738)
カテゴリ:X-T1
★ X-T1 + AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 & TTArtisan 35mm F1.4 C の巻 ★
今回はちょっと間が空いてしまった「X-T1」での散歩撮です。 ![]() 久しぶりに「X-T1」に付けた「TTArtisan 35mm F1.4 C」ですね、このレンズ安い割に開放から結構シャープな画を見せてくれる優れものです。エッジが意外に強めで開放でも主役をしっかり浮き立たせてくれ押し出しは結構強い方ではないでしょうか。 そしてもう一本のレンスの方は... ![]() ほのかにきれいな緑色を感じさせてくれてますね...私としては「緑のロッコール」の代表選手と言っても良いかと思っている「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」です。 柔らかな描写を普段の顔として持ちながらも、直射光・自然光それぞれに変幻自在な描写も得意とするところが大変面白いレンズでもありますね。 それでは順序が逆になりますが、まずはROKKORの画像から見ていくことにしたいと思います。 ☆ AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 ☆ [ハナミズキ:Velvia] ![]() Velviaですがこの後に出てくる「TTArtisan 35mm F1.4 C」ほど色味は強調されませんね、このレンズらしい色味だと思います...これがいわゆる自然光での描写かな。 背景のボケがAPS-Cで若干弱いですがこのレンズらしく柔らかに臨場感を醸すような描写で素敵です。 そして早朝の素敵な朝焼けが見られたので同じようなものですいませんが続けて3枚ご覧いただきます... [朝焼け #1:Velvia] ![]() [朝焼け #2:Velvia] ![]() [朝焼け #3:Velvia] ![]() ご覧のようにとても印象的な空でしたね...さすがにVelviaで色味はとてもはっきりしていますが、このレンズ輪郭を強く描かないところが良くわかるような画像ではないでしょうか...レンズ中央の美味しいところを使うAPS-Cでもはっきりわかりますね(笑)。 [センニチコウ:Astia] ![]() 被写界深度の深いAPS-Cでもやっぱり寄らばボケます。 若干主役の花の中央にピントが行ってしまいましたが、そのおかげで柔らかさ全開です^^。やはりAsitaはこのレンズにベストフィットではないでしょうか...素性をはっきり出してくれます。 このレンズのボケはまたほんと好きなんですよねえ(笑)。 それでは次に中華製レンズの方に行ってみましょう... ☆ TTArtisan 35mm F1.4 C ☆ [サイクリングロード:Astia] ![]() こちらも早朝ですが若干雲が多くとても暗い状況でした。 このレンズVelviaでは少し赤みが強く出る傾向があり「課題」としていたんですが、こうしてみるとAstiaでも少し赤の色かぶりみたいな感じがありますね。 余談ですが写真に「車に注意!!」とありますが、本来は自転車や歩行者へのこの反対側にある交差点での注意なんです。ですが私は一度だけこのサイクリングロードに軽自動車が侵入してきたのを目撃したことがあります...まさに「車に注意!」とんでもない輩でした(笑)。 [昇る朝日:Velvia] ![]() 太陽が顔を出したところなのでそのオレンジ色が加わり赤みが強く感じられるVelviaですね。ただしVelviaらしい気持ち良い緑が認められます。 [はぜ掛け<調整前>:Velvia] ![]() [はぜ掛け<調整後>:Velvia] ![]() 上の2枚は「X-T1」のホワイトバランスの微調整で気になる赤みを軽減すべく<Red -3>とした前後の画像です。 ご覧のように空に強く感じる赤みは消えましたがやはり魅力的な緑が少し弱まりました、まあ許容範囲内ではありますがちょっと残念ですね^^;)。 [はぜ掛け:Velvia] ![]() 台風が続きそうなせいか早めに収穫を終えて見られた「はぜ掛け」ですかね。他ではまだ頭を垂れている稲がたくさん見られる田んぼが多いです。 [ニラ:Astia] ![]() 光が少し弱いですからあまり差が出てきませんが、ProviaよりAstiaが好きな私です(笑)。 [セイバンモロコシ:Astia] ![]() 開放でも遠景となる背景が恐ろしくボケるというわけではないですね、でもAstiaとはいえインフォーカスではエッジが強めで押し出しは十分かな。 [サルスベリ:Astia] ![]() Astiaではこうして素直な色味で好感が持てます、ボケに特徴はあまりないですが荒れを感じさせない素直な方ではないでしょうか。 さていかがでしたでしょうか...あまり枚数は多くないですがそれぞれのレンズの特徴が見て取れますかね。「TTArtisan 35mm F1.4 C」はMFだしFUJI用サードパーティとはいえ電子接点がないため絞りなどの情報が画像ファイルに載ってこないのが玉に瑕ですが、純正感覚で使えるのは嬉しいところです。 色味については引き続きトライ・アンド・エラーで改善していきたいところですね。 久しぶりに「X-T1」でオールドレンズも楽しんでしまった話題でした...^^。 2023年9月 江川周辺ほかにて #X-T1 #AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 #TTArtisan 35mm F1.4 C お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.18 18:14:21
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