テーマ:カメラ・・・四方山話(738)
★ α7S + XR RIKENON 50mm F2 の巻 ★
今回は前回の「Super-Takumar 55mm F1.8」に続き私のお気に入りの一本「XR RIKENON 50mm F2」の登場です。 ![]() 確かこのレンズも夜に使ったことはありません。 まあここ最近のようにクリスマスツリーを立て続けにオールドレンズで撮るということも初めてですのでさもありなんですが、やはりα7Sがあるということでいろいろ試したくなってきますよね^^。 画質の好みは違えどα7Sがあると心強いですね、いつか記事にしてみたいと思っているのですが、最新の「α7IV」と前機種の「α7III」での高感度撮影での画作りの違いなどこのところα7Sと一緒にα7IVを使っているといろいろ感じることが出てきましたので...近いうちにやってみましょうね。 さて今回の「XR RIKENON 50mm F2」は主役の押し出しの強さでは秀でたものを持ってます、混沌としがちな(荒れそうな)背景でも強引といっても良いくらいインフォーカスの被写体の見せ方が強力なんですねえ...なので当たり前のことですが背景の選び方に他のレンズ以上に工夫のし甲斐があります(笑)。 今回はこのレンズで昼と夜の両方に使ってみましたのでさっそく見ていきましょうか... ![]() 終盤のコキアですが赤の色味が強くなって素敵な色になってきました。こういう細く真っ直ぐな枝が多いような場合ではご覧のように比較的安心できるボケとなりますね^^;)。 ![]() 葉先が少し色づいてきたかなあと思っていたらそろそろ本格的に紅葉が始まってきそうです...このくらいの絞りからスッキリとした精細感もありそうな落ち着きのある描写が楽しめます。 ![]() 公園一の立ち姿を誇るイロハモミジですが、こちらはもう終わりに近づいています。昨年のような葉に見られる白い点はほぼ目立ちませんが、以前のような鮮烈な「紅」を披露することはなくなって寂しい限りですね^^;)。 ![]() このレンズでのCobbyは大のお気に入り^^。 どんな光の下でもCobbyを上手に描写してくれます、兄貴分の「F1.4」が動物毛の描写では評判良さげなんですが私はこちらの「F2」の方が好きですね...適度な「柔らかさと艶」がなんともいえません。 背景に見える公園奥の紅葉たちも先程の紅葉同様今が最盛期となってます、ですが昨年よりマシという程度で、いつも撮っていたこのもみじの葉でできる真っ赤な絨毯で撮るCobbyの素敵な一枚はまたしてもおあずけのようです^^;)。 さてここから再びオールドレンズでの夜の散歩撮になります... ![]() 前回の「Super-Takumar 55mm F1.8」のときはビルの背景に月と雲があり(ISO8000で)ノイズが目立ちませんでしたが、今回は離れたところに月があるだけという状況でISO10000となり広く空が写ってますのでノイズがけっこう目に付きます。ビルの描写もF1.8のタクマーにちょっと差を付けられましたかねえ...やはり「Super-Takumar 55mm F1.8」の方は開放でも描写が素直な分だけ有利なようです^^;)。 ![]() ららぽーとの周りはこんな感じ...なかなかいい雰囲気です。 ![]() ![]() Cobbyの描写が良いだけに(加えて押し出しも)安心して見られます。でもツリーのイルミが定期的に色と光の度合いを変えてくるのでシャッターのタイミングが難しいですね、強いタイミングではCobbyが沈んでしまいます^^;)。 ![]() ん~、なんとも決めがなく中途半端ですかねえ。明るいと背景に大小のボケ玉を無数に作るレンズなのですが、逆に玉ボケのもととなる光源が前に来ると個性を発揮できないようです(笑)。 ![]() <f/4>あたりから精細感ありそな描写を得意とするこのレンズなのでやはり物足りない感じ、絞ればよかったです...ちょっと描写も平面的ですかねえ^^;)。 こうしてみるとこの「XR RIKENON 50mm F2」はちょっと夜には使いづらい一本のようですね。やはり何かしでかすのはあの独特なボケと絞ったときの精細感が活躍する昼間のようです(笑)。 2023年12月 ららぽーと・キラリ☆ふじみほかにて #α7S #XR RIKENON 50mm F2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.09 02:07:28
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