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カテゴリ:仕事
昨日の激務から帰宅してからは気力の抜けたように寝てしまい、今日の仕事の事は半分忘れてました。
ルート: 地元ベースから本社ベースへ片道45分。 サービス無し。 そこでステイ12時間。 そして帰ってくる、というもの。 すっごい簡単な仕事なんだけど、時間がもったいない気分。 2日間に渡る仕事なのに、たったの4時間分しか貰えないし。 それだけあればマックスで18時間分貰えるというスケジュールもあるのに。 ま、文句を言っても既に決まったスケジュールが急に変更になるという事は冬の間は無いので仕方が無くこなすことに。 昨日の疲れも抜けきっていないから、ホテルでルームサービスで済ませて本でも読みながらゆっくりとバスにでも浸かります。 ショウアップは午後2時半。 空港に早めについたので空港勤務者のみが入れるカフェテリアで買ってきた新聞と雑誌をめくりながらコーヒータイム。 時間に近づいたので出発階に降りたら他社ヨーロッパ系の地上担当のA君が声をかけてきて、しばらくお話し。 私は地上職は完全に辞めたけども、以前からの知り合いが居るので、その地上ハンドリングの会社が担当している会社にも知り合いができ、たまに空港で時間がある時にはお話しをする機会にであいます。 A君の担当はヨーロッパの会社、今日は10人がオーバーブックで最後まで待ってみてからアップグレードしてく、と話してました。 同じ路線を飛ぶ会社は別にもあるけども、滅多なことでは他社便に振り替えはしないし、大抵はうまくノーショウのお客さんとオーバーブックの人数もあうので心配はしてない様子。 でもとばっちりを食うのは地上係員。 いくら航空会社の予約の責任でも、お客さんと最初に直接対面してクレームを受けるのは地上の人。 でお給料は安いから割に合わないっていつも言うけど、ほんとにそう。 クレームを受けたらその分だけ《対応料》として会社から歩合制で基本給に足されれば良いのに、と私は思うんだけど、どうでしょう、地上で働く皆様、マダムローさん? 地上の職員の方々のお給料はこちらの国ではすごく低いのです。 さらに福利厚生も限られているし、無料航空券なんてほとんど無し。 A君の場合も、ヨーロッパB社を担当する総括責任者なのに、B社専属ではなくて委託社員なので無料航空券もなし。 ただ、自分でエコノミー料金なりを払って乗る時には、席がある時に限ってアップグレードされるだけ。 私の会社もこのA君が所属する地上ハンドリングの委託会社に地上での仕事を委託しているけど、私達の会社はこの地上ハンドリングの社員の方は大幅に割引される優待システムを導入しています。 ただし座席がある場合のみだけど。 とにかく、長引いてしまったA君のお話しだけど、ショウアップの時間になったので私達は出発。 4人の客室担当と2人のパイロット。 どうして人数が少ないのかというと、地元ベースから本社ベース経由でテキーラの国行きのこの便は地元ベースからテキーラの国へは勤務時間が長すぎるので本社ベースからは本社ベースの人が担当し、地元ベースから本社ベースまでの乗客数によっては人数をカットして仕事させられるのです。 だから最低人数の3人、っていう時もあるし、8人のフル構成になることもあります。 出発も何も問題無く、飛行時間はわずか20分。 サービスは無いので、私達もジャンプシートから立ち上がることなく、座ったまま。 私は後部ギャレー担当だったので密かに自分のコーヒーを作ったけども。 かくして到着。 昨日の疲れをひきずっているのでホテルに入ってすぐにルームサービスで夕食を頼み、バスに浸かりながらゆっくりと本を読み、ベッドに。 隣りの部屋がうるさいんだけど、しばらくテレビをみてオリンピックの後半戦やダイジェストをみていたら眠たくなり就寝。 午後10時でした。 【終】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.01 12:00:12
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